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空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑤実験を通じて「あなた」を取り戻そう

空気を読み過ぎて人間関係がつらいあなたへ ⑤実験を通じて「あなた」を取り戻そう
投稿日: 2017年6月26日 更新日: 2017年6月26日
閲覧数: 168
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ステキをしている人
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オンラインカウンセリング/コーチングサービスのボトルボイスです。 こ...
ここからは、これまでの実験を利用して解決を目指していきたいと思います。

もしかすると実験から得られる気づきだけで、
「そんなに気をつかわなくてもいいんだ」となっている人もいるかもしれませんね。

ですがここでは一歩進めて、「やらされ感」を解消するようにしていきましょう。

①空気を読むということは、主体性がなく「やらされ感」がある を解消するために

実験を繰り返していく中で、一度中断することを何度かトライして慣れたならば、
「空気を読んで」中断したときに「あなたが選択することもできる」ようになっているはずなのです。

といいますのは、あなたが空気を読むことで「反射的に行動する」という、
いつものパターンを何度も中断してきました。

これがすでに1つのトレーニングです。

「反射的に行動する」を我慢して考えてみる

「反射的に行動する」を我慢して考えてみる

相手が重いものを持っている 
→ 危ない持ち方だなぁ( 手が出そうになる )
→ 中断
→ 観察

実験では、観察の結果何が起こるかどうか?に注力しましたよね。
この観察の部分を変更します。

ここでは「自分の仕事ではない」と判断して、手伝わないという選択肢を選ぶことができます。

おなじように「頼まれていないけれど、自分から進んで手伝う」ということを、あなたが選択することもできるのです。


相手が重いものを持っている 
→ 危ない持ち方だなぁ( 手が出そうになる )
→ 中断
→ 落としても替わりのモノはあるし、そうなっても彼の成長する経験になる
→ 手伝わないと決める 
→ 自分の仕事を続ける


相手が重いものを持っている 
→ 危ない持ち方だなぁ( 手が出そうになる )
→ 中断
→ 高価で壊れやすい商品だよアレ、やらせて壊れたら絶対後悔する 
→ 手伝って持つ

行動しても行動しなくても後悔する可能性があるのは同じ

行動しても行動しなくても後悔する可能性があるのは同じ

空気を読んで行動した結果、後悔することもあるかもしれません。

「あいつのためにするんじゃなかった」
「自分が大変になって損した」

おなじように行動した結果、「相手のためにも自分のためにも良かった!」ということもあるでしょう。

空気を読んだけれども行動しないことを選んだ結果、
「どうしてやってあげなかったのか?」
「やってあげたほうがスッキリしたかも……」

という思いが残るとか、後悔や葛藤が残ることも完全にないとは、言えないでしょう。

おなじように行動しないことを選んで、
「荷物を背負い込むことにならなくて良かった」とか、
「自分のために時間を使えるから、期限に間に合いそう」
などと感じることもあるでしょう。

行動しても、後悔することもあるし、よかったと思えることもあります。

行動しなくても、後悔することもあるし、よかったと思えることもあります。

どちらを選ぶのか?という判断をするためには、

どちらを選ぶのか?という判断をするためには、

いまの状況を観察して( 空気を読んで )、今後どうなりそうか?

いままでだと、パッと手が出るとか、代わりを買って出てしまう場面でも、いったん中断します。

そこでこう考えるのです。

・○○をすると、こんな結果になりそう
・何もしないと、こんな結果になりそう

ではどちらを選ぶことがいいだろうか?

いったん空気を読んだ自分に気づいて、流されることを止めます。

そうして
「空気を読むとこうなると思うけれど、それを自分がするのかどうか?」
という選択、決断をします。

ただ流されるように空気を読んで「行動させられたようになる」ことと、
状況を観察し、過去の経験、持っている情報や知識を利用し、未来を予想することで、

「あなた自身で決める」というプロセスを差し込んで決定することの間には、とても大きな差があります。

「なんとなく」をいったん置いて自分で選んでみる

「なんとなく」をいったん置いて自分で選んでみる

空気を読んで行動することとは、自動的な行動になり易いものです。

「しょうがないな」
「私がしなきゃ」

だから私が……
こんなふうに自然にしてしまいませんか?

そこに自分の意志はあるのか?
それはしたいことなのか?
別の可能性や選択肢はないのか?

「なんとなく」「自然に」「つい」という行動をいったん置いて、自分で選んで決める。

長く難しく書いてしまったかもしれませんが、
空気を読んで行動できるという長所、得意なカタチ、
言ってみれば自動的なパターン化した順番の中に、
「自分で選んで決める」ということを追加しましょう、ということです。

大人としての良識を身につけているのであるならば、
良い結果であっても悪い結果であっても、ポジティブに受け入れやすいはずです。

それは「自分で選択して決めた」という、主体的な判断ですから。

自分で選ぶことには責任があります。
同時に「やらされた」こととは、全く違うものなのです。


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