「自分を信用できない」「自分には価値がない」と思い込んでしまっている人が以外と多いのだ。
日本の教育は試験にパスすることを目的としている。
私たちは子供の頃から、他人と比較され、できないところを指摘される。
人間で一番大切なことは「その人がその人らしくどうしたら幸せになれるか」ということだが、そんなことは学校では教えてくれない。
常に100点を目指すのが日本の教育なのだ。
だから常に「できていないこと」「苦手なこと」の克服に問題がフォーカスされる。
自分は常に「〇〇が苦手だ」という意識を抱え、それを克服するために「努力しなければいけない」という思考パターンを持ってしまう。
そして、それができない自分は「ダメな奴だ」と、自分で思ってしまうのだ。
だから、今の自分を自分で認める、今「できていること」にフォーカスする。
人間は、「自分を大切にする」というプログラムを抱いて生まれてくる。
それは「無意識」の中にインストールされている「生きる」ための基本フォーマットだ。
ところが自分を「ダメな人間」「自分には価値がない」と「意識」している人のいかに多いことか。
「自己重要感」が低い人は、常に自分に呪いをかけ、可能性を潰しているようなものだ。
「無意識」はあなたが一番大切なものだということを知っているので、一生懸命あなたを守り、あなたの生命を維持し、あなたを唯一のものと信じている。
ところが「自己重要感」が低い人は、「自分には価値がない」「自分は無力だ」「自分には能力がない」と常に自分を「意識」して攻撃している。
常に「意識」と「無意識」が葛藤をおこし、戦争をしているような状態なのだ。
自分で自分を愛するのは、そんなに難しいことだろうか?
周囲を認めさせることより、自分で自分を認めることは遥かに簡単なはずなのに、多くの人がそれができずに苦しんでいる。
自分を信じると書いて、「自信」となる。
「自己重要感」が高い人は「自信」がある。
それが「自己重要感」の持つエネルギーなのだ。
「自己重要感」が高い人は魅力的なので、周囲からの「愛」も「尊敬」も「信頼」も得られやすくなる。
一方「自己重要感」が低い人は、「自分の無力さ」を他人から「愛されない」「尊敬されない」「信頼されない」理由として受け入れてしまう。
自分自身が自分を「愛してない」「尊敬してない」「信頼してない」人をどうやって他人はみとめてくれるのだろうか。
人からの愛を期待する前に、自分を「愛し」「尊敬し」「信頼する」ことが先決なのだ。
自分が自分の一番の理解者であることは、すべてにおいての前提となる。
自己重要感を高めるためには、簡単なこと、
例えば「朝決められた時間に起きる」「朝食を食べる」「お風呂に入る」
という日常の行動から「自分を褒める習慣を身につける」こと、
それが「自己重要感」をアップさせるポイントになる。
人間は完璧な生き物ではない、そして物事には完璧はない....
「これでいいのだ!by バカボンパパ」ぐらいがちょうどいい。
さて、あなたの「自己重要感」はどれぐらい満たされているだろうか?
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