自分が疑問に思っていることは、
他にも疑問に思っている人が居るものです。
集団の習慣を変える勇気がないために、
仕方なく従っているということは日常的に多くなっているように感じます。
それだけ個々人が持つ意志が弱くなっているとも言えますね。
個々人の意志が弱くなれば、なるほど、頭角を現す人が現れて、
周囲を支配し、自分の思い通りに決まり事を
押し付けてくるようになっていくものです。
自分の意志をしっかり持っていない状態で、
「こうしましょうよ」と言われてしまうと
「そうですね」と従ってしまう。
「誰さんにも伝えて、決まったことだから」と要求は窮屈になって、
いつの間にか、そういう強引な人の決めたことに、
周囲が従わざるを得ない状況に陥っているケースが多いです。
決まったこととはいえ、規約などの書面が合って合意した訳ではないのであれば、
無理に、その決まりごとに従う必要なないですよね。
自分の意志をしっかり持って、
「こうしたほうがいい」と思えることは提案してみたり、
自ら実践してみて、周囲の意見を聴いていけば、
共鳴してくれる人が増えたり、協力してくれる人が現れたりして、
みんなの意見を活かしたやり方が見つかっていくと思います。
まず自分が、そうしたいと思ったことを試しに実践してみる。
そのほうが合理的で無駄が無く、
効率的で周囲にも優しいものであれば、
自然と共鳴してくれる人や、マネしてくれる人が増えて、
新しいやり方として認めてもらえるようになっていくものです。
いままでのやり方を変えることに賛成できない。
というように派閥ができてしまったときは、
ひとまずは相手に歩み寄って、元通りのやり方を尊重してみましょう。
新しいやり方を実践してみて、共感してくれる人もいるのであれば、
少しずつ共感は拡がって、全体の見直しにつながるようになっていきます。
集団の習慣を変えることが嫌だった人たちも、
こちらから歩み寄っていけば、
こちらを受け入れる心のゆとりもできてくるものです。
大事なのは「おかしい」と思っているのに、
「みんながやっているから」という
安易な理由で従ってしまうということです。
自分の意見があるなら、言ってみる。
まずは自ら実践してみて、検証したり、周囲の意見を聴いてみる。
集団の習慣という束縛を自由に開放できるのは、
自分の意志をしっかり持っている人達なんです。
縛られているようなやり方と感じていることがあるのなら、
自分の意志をしっかり持って、出来ることからはじめてみませんか?
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます