ポイントは、色・モチーフ・トーンの3点です。テーマを決めておくと、招待状の作成、パーティグッズの作成や購入の際にも、迷わずスムーズに準備ができます。
◇子どもの好きな色を取り入れましょう
◇キャラクター、ハートや星、ぬいぐるみ、ブロックや電車など、どんなモチーフを取り入れる？
◇ポップ、カラフル、ナチュラルなど、トーンはどの感じで？
みんなで集合して写真撮影ができそうなスペースに、子どもの背丈を考慮して「Happy Birthday」などのメッセージを飾りつけてみましょう。メッセージは市販のウォールステッカーやマスキングテープを使えば簡単です。メッセージのまわりにガーランドや折り紙で作ったペーパーファン、花紙で作ったペーパーポンポン、市販のハニカムボールやバルーンなどの装飾アイテムを組み合わせると、立体的な華やかさを演出できます。この時、装飾アイテムを最初に決めたテーマに合わせて揃えることがポイントです。
次に、メインで使った装飾アイテムを、部屋の窓や天井、カウンターなどのポイントに少しずつ配置することで、部屋全体が一気に華やかになり、統一感を出すことができます。さらに、玄関ドアや玄関入ってすぐの棚などに「welcome」などのメッセージと共に同じ装飾アイテムを配置しておけば、入口から楽しい空間が始まります。
材料などを準備する際はぜひ100円ショップを覗いてみてください。装飾アイテムやパーティグッズのバリエーションがとても充実しているショップもあり、お手頃な価格で準備できる場合もあります。
テーブルクロスは包装紙で
装飾テーマの色や柄が使われているリバーシブルの包装紙をテーブルクロス代わりに。裏側を折ってランチョンマットやテーブルランナーのような演出はオシャレなうえに、子どもたちが食事をこぼしても気になりません。
テーマに合わせた紙皿と紙コップ
最近は柄やモチーフも豊富にあるので、装飾テーマに合ったものが選べるかもしれません。合うものがなければ、無地にモチーフのシールを貼るというテも。また、子どもたちのフォークやスプーン、コップやお皿には、異なる色や柄のシールやマスキングテープを貼っておくと、テーブルが華やかになるし、誰が使っているものかの目印にもなります。
パーティ料理は、まとめ盛りでも取り分けしやすいもの、子どもが手軽に食べやすいものがオススメです。でも、できればお料理の手間はできるだけ少なくしたいもの。そんなパーティにぴったりのお料理がこちら。
＜メイン＞
●ピザ
サンドイッチ用の食パンを使ったピザなら、生地を準備する手間が省けて、トースターで簡単に焼けます。焼けたら食べやすくカットして大皿に盛りつけましょう。マルゲリータ、コーンツナマヨネーズ、照り焼きチキン、シーフード……味と見た目を意識したバリエーションを！
●ミートソースパスタ
子どもに人気のミートソースも、スパゲッティではなくリボン型のショートパスタにすると可愛らしく食べやすくなります。ソースも前日に作っておけば当日の準備が簡単ですね。
●パエリア
フライパン１つに材料を入れてコトコト炊いて、そのまま食卓に並べることができるため簡単です。シーフードやチキンなどの肉類に、パプリカなど彩のある野菜を添えておけば見た目も華やかです。
●チラシ寿司
ご飯を炊いてチラシ寿司の素を混ぜるだけ。錦糸卵や桜でんぷん、カマボコなどを彩りよくあしらえば簡単で華やかな一品に。大皿にドーンと盛り付けるのもインパクトがあっていいですが、幼児中心のパーティの場合は、透明カップなどに小分けにしておくと食べやすいです。
＜サラダ＞
●ポテトサラダ
王道ですが、やはりカラフルで盛り付けやすく子どもも大好きなポテトサラダがオススメ。小さい透明カップに、スプーンで丸くすくって入れ、ブロッコリーやフリルレタス、星型に抜いた人参、茹でエビやスモークサーモンなど彩になるものを上にそえるだけで華やかな一品になります。
●スティック野菜
カップに、人参、キュウリ、大根、アスパラ、レタスなど棒状に切った野菜を立ててつまめるようにしておくと食べやすいです。子ども用のソースはシンプルなマヨネーズを、大人用にはチリソースやジェノベーゼとマヨネーズを和えたもの、明太子マヨなど、複数準備することでバリエーションも楽しめます。
＜一品＞
●スティック春巻き
春巻きの皮を半分に切って材料を巻いて揚げるだけ。中身はチーズをベースに、ウインナー、ハム、エビ、コーン、アスパラ、枝豆、ツナなど、なんでもOK！ マグカップや今話題のスレートプレートに盛り付けてみては。
●煮込みハンバーグ
前日に仕込んでおいて当日は温めるだけ。コロンと一口サイズに作っておけば食べやすく、盛り付けのアレンジもしやすいです。
多少の順位をつけてプチプレゼントを準備してみては？ 全員に行き渡るように企画すればゲストへのお礼にもなります。3歳以上の子どもたちが集まるイメージで、ゲームの準備にあまり手間がかからないものを紹介します。
●じゃんけん列車
出会った人同士がじゃんけんして負けた人は勝った人の後ろにくっついて列車を作ります。最後に列車の先頭になった人が勝ちというシンプルなゲームで、子どもも大人も全員参加で楽しめます。
●爆弾ゲーム
まず子どもたちを円状に座らせます。キッチンタイマーを60秒にセットし、「野菜の名前！」などのお題を与え、キッチンタイマーの爆弾を最初の子に渡します。「人参！」など言葉を言い終わったら次の子に爆弾を渡し、ピピピと鳴って爆発した時、爆弾を持っていた人が負け、というゲームです。子どもの年齢によってお題を工夫してみてください。
●紙コップ早積み競争
「スタート！」の合図で紙コップを積み上げていき、誰が先に積み上げられるかを競うゲームです。人数が多い場合はトーナメント制、少ない場合はみんな一斉に競うのもオススメ。年齢に幅がある場合は、積み上げる数でハンデをつけてあげるなど調整もできます。
子どもが小さいうちはお母さんひとりが企画して準備して、と大変な一面もありますが、大きくなってくれば一緒に考えて準備を楽しむのもいいかもしれません。お誕生日会は、家族から子どもへの思い出のプレゼント。楽しいパーティで、素敵な1日となりますように！
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