グレープシードオイルは食べても塗っても効果絶大!

グレープシードオイルは食べても塗っても効果絶大!
投稿日: 2017年4月18日 更新日: 2017年4月18日
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アメリカを渡り、近年では日本でもブームがやってきた「グレープシードオイル」。このグレープシードオイルはコレステロール0%の食用油のことで、ぶどうの種にあるほんのわずかな油分からとることができます。

グレープシードオイルは、オリーブオイルの代用品としても使われることがあるほど。抗酸化作用があるといわれるオレイン酸を多く含んでいるオリーブオイルですが、香りが強く、個人によって好き嫌いが分かれます。それに比べてグレープシードオイルは、オレイン酸と同様に抗酸化作用に優れているビタミンCやポリフェノールを多量に含んでおり、血行促進作用があるといわれているビタミンEも含まれているのです。しかも、オリーブオイルとはちがい無味無臭。料理にも手軽に使うことができるのです。

グレープシードオイルに含まれている成分

グレープシードオイルの主成分はリノール酸。全体の65%がこのリノール酸で占められており、次に、オリーブオイルにも含まれているオレイン酸が18%ほど。さらに、ポリフェノールやビタミンEなどの成分で構成されています。

リノール酸は人間の身体に必要不可欠な「必須脂肪酸」で、血中のコレステロール値を下げることで、老化防止などに効果を発揮するといわれています。ただし、摂り過ぎると心筋梗塞などを引き起こす可能性があるので、摂取の際には十分に注意が必要です。

さらにグレープシードオイルで特徴的なのが、ポリフェノールやビタミンEを一度に豊富に摂取することができるということ。ビタミンEは、オリーブオイルとくらべてもじつに2倍ほどのちがいがあります。ビタミンEは血液の流れを円滑にすることも可能な成分。しかも、抗酸化作用にも優れており、ガンの元凶にもなりかねない過酸化脂質を作りにくくするはたらきもしてくれます。

もうひとつのポリフェノールは、ワインにも多く含まれている成分で、悪玉コレステロールによる酸化を抑えて、動脈硬化や心臓病、老化を引き起こす活性酸素を抑制することができる重要な役割を担っています。

このように身体にとっていいことずくめの成分を一度に摂取することができるグレープシードオイルですが、酸化しにくいという特徴ももっています。そのため、食事だけでなく頭皮マッサージやクレンジングオイルなどの分野にも広く応用されており、私たちの生活に密着している食用油でもあるのです。

ベタベタしないでサラッとした仕上がりになる魔法の効果

先述のとおり、グレープシードオイルは食用だけでなく美容やダイエットの分野まで広く活用されるようになってきました。

そのメリットとしては、肌に塗布しても仕上がりがサラッとしていること、それでいて、皮膚を柔らかくし、水分や栄養分などを肌にしっかりと閉じこめてくれる「エモリエント効果」があるので、頭のてっぺんからつま先まで広く用いることができるということでしょう。

実際に、グレープシードオイルが主原料である化粧品も販売されており、ハリウッド女優もスキンケアとして愛用しているということです。

※効果には個人差があります。



【栄養士ライター】スズキ
栄養士養成施設を卒業後、栄養士の資格を取得し食品会社に勤務。食品会社を退職後は、自宅で料理教室を開き栄養学上正しい料理を広めています。現在は料理教室の運営の傍らタウン誌などで記事を執筆するなど、フードライターとして執筆を中心とした活動も行っています。NO.069


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