乳酸菌は大きく分けて2つに分類できます。チーズやヨーグルトなどの乳製品を発酵させたものに生息する乳酸菌を「動物性乳酸菌」と呼び、メタボの解消や抗アレルギー効果などを得ることができます。野菜、大豆、米などを発酵させたものに生息する乳酸菌は「植物性乳酸菌」と呼ばれ、免疫力の向上作用があるといわれています。
「動物性乳酸菌」と「植物性乳酸菌」のどちらの発酵食品にも乳酸菌が多く含まれ、健康に良いと昔から言われています。
このように乳酸菌はさまざまな健康、美肌効果を得ることができます。
昔の日本人女性は米ぬかを袋に入れた「ぬか袋」で体を洗ったり、米のとぎ汁で洗顔をしたりしていました。ヨーロッパでは昔からヨーグルトで顔パックをするなど、乳酸菌を取り入れたスキンケアは昔からありました。
現在でも、ヨーグルトや乳酸菌飲料などを、健康のために積極的に取り入れている方もたくさんいることでしょう。乳酸菌の研究はさらに進み、O-157のリスクや、大腸・膀胱などの発ガンを低減できる可能性があるともいわれています。
こうした乳酸菌の高さをもう1度見直して、乳酸菌が含まれたスキンケア用品を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
【栄養士ライター】スズキ
栄養士養成施設を卒業後、栄養士の資格を取得し食品会社に勤務。食品会社を退職後は、自宅で料理教室を開き栄養学上正しい料理を広めています。現在は料理教室の運営の傍らタウン誌などで記事を執筆するなど、フードライターとして執筆を中心とした活動も行っています。NO.052
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