室内遊びの一つ、粘土は昔から人気がありますね。ママやパパも一緒になって遊ぶうちにすっかり自分が作るのに夢中になってしまう人も。
ただお子さんが素手で遊ぶものなので、種類や特徴は知っておきたいところ。粘土の特徴を知って楽しく安全に遊びましょう。
小麦粘土」は名前の通り小麦を原料とした粘土です。多くの店舗で手軽に入手できる素材の粘土ですね。食品が原料というところで、お子さんに小麦アレルギーがなければ安心ですし、原材料費が安価なことから販売価格も安く、購入しやすいのも魅力です。
小麦粉さえあれば自宅で作ることも可能なので、粘土を作るところからお子さんと楽しむのはいかがでしょうか?
絵の具や食紅を少量混ぜれば色をつけることも。色を混ぜることで、違う色の粘土同士で新たな色を作ったりと、色彩感覚を養うのにもおススメです。
ただ、保存には向かないので、遊んだらすみやかに処分しましょう。
【小麦粘土の作り方】
○材料
薄力粉…1カップ
水…50cc
塩…大さじ2
サラダ油…大さじ1程度
食紅…お好みの色、少々(水彩絵の具も可)白いままでも楽しめます。
○作り方
1, ボウルに食紅以外の材料をすべて入れてよく混ぜる。
2, 生地がひとかたまりにまとまったら食紅を混ぜ込み、色を付けます。
3, よくこねて、なめらかになると完成です。
寒天粘土も文字通り、寒天が原料ですので、お子さんの使用に安心な粘土の種類です。
最初は硬いのですが、手で揉んでいくと、柔らかく、伸びも良い独特の感触になります。造形を楽しむのももちろんですが、感触そのものにハマってしまうお子さんもいそうです。
小麦粘土にくらべると、ややお値段が高くなりますが、乾燥しにくく、乾燥しても水分を含ませることで元の柔らかさに戻せて、何度か繰り返し使えるという利点もあります。
やや、匂い等に特徴はあるものの、2~3年使用することのできる油粘土。素材の状態もほぼ一定しているので、取り出してすぐに使えるのも魅力です。カラフルな色はついていませんが、そこが想像力を育むポイントでもあります。
素材の「コシ」が強いため、造形が安定し複雑な表現や表情を作り出すことも可能です。小麦粘土や寒天粘土で物足りなくなったお子さんにはぜひ、油粘土デビューがおススメだそうです。
造形が終わったら、乾燥させ固めて着色などして残しておくことができるのが紙粘土です。
夏休みの工作などに用いるお子さんも、多くいらっしゃるのでは?固まり、粘土用ニスまで塗れる特徴を活かして、ブローチなどアクセサリを作ることもできます。
ただ、耐久性はそこまで強くないので、強い衝撃にせっかくの作品が割れてしまう、ということのないように注意しましょう。
いかがでしたか?粘土の種類も多く、遊び方にもバリエーションが広がりそうですね。パパ、ママも一緒にお子さんと様々な粘土の種類を試して楽しんでみると、また違った発見ができるのではないでしょうか。
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出典:東京ガス「ウチコト」
http://tg-uchi.jp/topics/2775
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