がま口の口金はもらったもの。これに合わせて、縫い代込みの型紙を作ります。
①がま口の「外側」を紙になぞる⇒②本体との連結部分を各々5㍉ずつ外に出す⇒③②の位置から缶の蓋などを使って丸い本体の形を取る⇒④紙を中央で折り、①~③で作った形を切って左右対称とする。
女子力全開の、浪漫的なバレリーナプリントです(^^♪お城やスワンの柄を使って作っても可愛いですね。
がま口1個作るのに、表布×2枚、裏布×2枚、合計4枚の布が必要です。薄手の接着芯を型紙に沿って切ります。薄~く「う」と書いてあるのは裏布に貼る方。
接着芯を貼り付けて、表布と裏布を切ります。
表布と裏布を中表に合わせ、ミシンで上のカーブを縫います。
この画像だけては説明しづらいのですが、表布は表布どうし、裏布は裏布どうしを合わせて中表で縫います。ひっくり返す為に、どちらか一方の底部分を一部開けておきます。私は裏布の方を開けています。
ひっくり返した時に突っ張らないように、カーブの部分には切り込みを入れておきます。
上のカーブと下のカーブの結合部分は縫いにくい為どうしても空いた部分が出来てしまうので、手縫いで縫い止めておきます。
ふたつ前のプロセスで開けておいた「ひっくり返し用」の部分(赤い線の印部分)を、手縫いで丁寧にまつり、綴じておきます。
底を綴じたら、小花模様の裏布を表布の内側に入れ込んで、モデラやドライバーなどでがま口の形を整え、アイロンをかけておきましょう。
内側全体にボンドを薄く伸ばします。付け過ぎないように気を付けて。
画像にはありませんが、紙紐を裏布側に押し込みながら、口金に本体を嵌め込んでいきます。
キレイに嵌まったら傷がつかないように布を挟み、口金をペンチで強めに締めます。
絵筆とモデラです。利用方法は画像の通り。モデラがなければドライバーを使いましょう。
こちらにも違うポーズのバレリーナ(*^^)v
このがま口は小銭専用として作りました。お釣りなどで貯まる5円玉と1円玉を入れて使っています。
「口金に本体を嵌める」じつはこれが一番難しいプロセスです。するっと入るときは入るのですが、手こずってキーーーーッとなる場合も‥‥何個も作ると慣れてきます。
このがま口は口金のサイズに合わせて型紙を作りましたが、100均で口金を買うと本体の型紙も付いてきます。個人的にはダイソーの口金と型紙が作りやすく出来上がりの形もきれいだと思います。
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