干し方も重要！？デニムを洗濯時に色移りさせないコツ

デニムは洗った方がいいの？それとも洗わない方がいいの？

デニムは洗うのが正解です。もちろん色落ちが嫌な人はあまり洗いたくないと思われるかもしれませんが、デニムは普段着としては履く頻度の高い方も多いですよね。
デニムだって衣類ですから汚れたり、臭ったりする事もあります。
一度デニムを臭ってみてもし臭いがあれば、デニムに汗や皮脂がしみ込んで、細菌が繁殖しているかもしれません。

デニムを洗濯する頻度は？

デニムは履く頻度や汚れ具合を考慮し定期的に洗濯するように心がけましょう。

色落ちや色移りが気になるところですが、洗い方に注意すれば色落ちが防ぐ事ができ、色移りもしにくくなります。

デニムの色移りしない洗い方とは？

デニムには手で洗う方法と洗濯機で洗う方法があります。

買ったばかりのデニムは他の洗濯物と一緒に洗うと、色移りしやすいので、手洗いする方がよいようです。元々デニムは色止め処理がされていない独自の染色方法なので洗濯を繰り返すと、生地の表面が摩擦で色落ちします。これがデニムの最大の魅力であり、独自の色合いが出るのです。

〇手洗いの場合
色移りを防ぐ、あるいは色落ちをなるべく抑えたい方には手洗いがおすすめです。洗面所もしくはバスタブの中で洗います。方法は洗濯機と同じですが、デニムを裏返しにしてから水につけます。水が染み込んだら、洗剤を入れていきますが、洗剤は必ず、蛍光剤や漂白剤が入っていないものにしましょう。

15分程洗剤液につけ置きしてからデニムを手で押し洗いしてください。押し付けるように洗うのを2、3回繰り返し、水を捨てて、2、3度すすいでください。汚れがひどい場所はブラシを使っても構いません。後は脱水機で脱水させてください。

〇洗濯機で洗う場合
他の洗濯物に色移りしないように単体で洗うか、またはデニムをまとめて洗うようにしましょう。洗濯機も手洗い同様、裏返しにして洗います。

洗濯機の時も漂白剤や蛍光剤が入っていないものを使いましょう。汚れがあまりひどくないなら、手洗いコースやドライコースで。ダメージ加工のあるデニムならネットに入れて洗いましょう。色落ちをどうしても防ぎたいのであれば、デニム専用の洗剤もあります。

干す時は？

干すときも必ず裏向けで干す様にしてください。日光に直接当たるとデニムの変色の原因になってしまいます。

デニムの色落ち・色移りを防ぐ洗濯の裏ワザ

お酢と塩を使って色落ち・色移りさせないアイディア方法もあります。

洗濯の仕方は、濃いめの食塩水にジーパンを一晩浸け置きします。その後お酢を大さじ1杯程度入れ、かき混ぜます。そして30分から1時間ほどつけ置きします。後は手洗い（※）と同じ方法で洗います。デニムの色が落ちにくくなるそうです。

※塩は洗濯槽のサビや故障の原因にもなる可能性もありますので、手洗いをおススメします。

お酢と塩でなぜ色落ちしにくくなる？

デニムは油分の多い染色で色をつけており、多くの洗剤は油分を落とすアルカリ性でできています。ですので油分の多い染色を使っているデニムは色落ちしやすくなるのです。

ところが、酸性であるお酢を入れることでアルカリ性が中和され染色が落ちにくくなり、更に塩には塩化ナトリウムが入っており、塩化ナトリウムには繊維と染色を結びつく力を強める効果があるので、色落ちを防ぐそうです。

まとめ

デニムを単体で洗ったり、同じデニムをまとめて洗うなど、工夫するだけで色移りはなくなります。目から鱗の、お酢や塩を使ったアイディア方法も試してみてはいかがですか？

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