結婚してすぐ、kao_kurashiさんがはまったのはナチュラルインテリア。
もともと雑貨やインテリアが大好きだったので、雑貨やキッチン用品など、
色んなものを見つけて買い、買っては見つけ…という暮らしをしていました。
モノが増えてきた時、ひとつのことに気が付きました。
お得だから!安くていい!と思って買ったモノは、カンタンに捨ててしまったり、
大事にできない自分が見え隠れ。
衝動的に買った商品は、やっぱりどこかで熱が冷めてしまうもの。
その熱が冷めた時、「捨てる」とうい選択肢を取ることも少なくなかったそうです。
そうこうしているうちに、お子さまも生まれ大きくなり、
使わなくなったチャイルドシートを処分しよう、ということになりました。
長年お世話になったチャイルドシートをご自身でごみ処理場に持っていかれました。
その時、何とも言えないゴミ処理場の雰囲気と、今まで子どもたちが座っていたチャイルドシートが
他のゴミと一緒に大きな渦にのまれ、そして消えて見えなくなる…
その衝撃的な光景を目の当たりにしたkao_kurashiさんは、
帰りの車の中で涙が止まりませんでした。
初めてドライブに行った日、ぐずって大変だったけど楽しかった旅行、雨の日のお迎え…
色んな思い出が一気に走馬灯のように駆け巡り、
「ああ、私はひとつのモノの命をおわらせたんだな」と感じ、自然と涙が出てきたそうです。
買うのはカンタンだけど、手放すのにはこんなに悲しくて気持ちがゆすぶられるんだ。
そう感じたことがキッカケで、モノとの付き合い方・買い方が変わってきました。
そこから、kao_kurashiさんはモノを買う時、
どのくらいの期間で使うものなのかを考えるようになりました。
特にまいにち使うものは、50歳60歳になっても使いたい!と思い、
なるべくシンプルで丈夫なものを選ぶようになっていきました。
そんな中、出会った北欧食器。
シンプルで丈夫で、飾り気はあまりないけれど、どこか愛嬌がある。
そういったデザインだからこそ、世代を超えて愛されているんだなあ、と感じ、
「自分も将来、子どもにそうやって伝えていけるモノに出会えるといいな~」と思われたそうです。
どんどんと、自分に必要なモノや、基準がわかってくる。
そうすることで、「自分を整える」という大切さにも気が付くキッカケにもなりました。
自分の基準ができてくると、自然と「心地いいモノの量」が決まってくるもの。
次にkao_kurashiさんが取り組んだのがお家の収納。
元々収納がニガテだったというkao_kurashiさん。(全然そうはみえません。笑)
色んな本を見たりしてイメージを高めていきました。
でもそこで気が付いたことがひとつ。
人によって持っているものの量が違ったり、お家のつくりがそもそも違う。
そうなったら、整理収納の根本の考え方を学んでみよう!と思い立ち、整理収納アドバイザーの資格を取るに至りました。
まず最初に整えたのが、家族全員で使うリビングクローゼット。
子どもが取り出しやすいように、下の段をお子さまのスペースにし、
逆に触ってほしくないものは、手が届かない上の段に置くように。
そうすることで、家族みんなが、まいにち使いやすい収納になり、
使いやすいからこそ散らからない、といういいサイクルが出来上がりました。
といいつつ、まいにち気負って 「掃除しなきゃ!」「キレイにしなきゃ!」 だと、
自分も疲れてしまいます。
だからこそ、kao_kurashiさんは 休む時はしっかり休んで、
自分をしっかり満たしてあげることを大事にしているそうです。
たとえば…
眠くなったら寝る!マンガ読みたい時は読む!掃除さぼりたいときはさぼる! …などなど。笑
こうやっていろいろバランスを取って「自分を整える」ことが、
自分にも家族にもいい影響が与えられて、大事なものを大切にできるような気がします。
kao_kurashiさんのステキな暮らしぶり、参考にしてみたいですね!
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