お部屋のインテリアチェンジ②道具と材料の整理~革のおうち工房を作る!~

お部屋のインテリアチェンジ②道具と材料の整理~革のおうち工房を作る!~
投稿日: 2016年11月22日 更新日: 2017年3月6日
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英国の医師バッチ博士が確立した「バッチフラワーエッセンス」を暮らし...
前回、どんな革の工房にしたいかイメージも固め、
現状もしっかり見つめて、
理想の空間にするための具体的な作業について頭の中を整理しました。

お部屋のインテリアチェンジ①思考の整理~革のおうち工房を作る!~
お部屋のインテリアチェンジ①思考の整理~革のおうち工房を作る!~
お部屋のインテリアチェンジ①思考の整理~革のおうち工房を作る!~
2016年11月21日
アトリエがあったらなぁ... そんな夢が叶ったら言うことないのですが、 何せうちは、スペースの限られたマンション暮らし。 家族で仲良く、限られたスペースを兼用しながら暮らしております。 ここはマンションの6畳の洋室。 限られたスペースで暮らしていますので、 自分だけのアトリエを持つことは、夢のまた夢... 夫婦兼用の仕事場でもあり、 クローゼットでもあり、 本棚もあり、 工房でもあるという多機能な部屋です。 でも... 日々の暮らしと、外での仕事、作ることに追われて... こんな状態になってしまってしまいました... これでは、すべてがうまく回らない... 「革のおうち工房を作るぞ!!」 決意を固めました!
2016年11月21日


今回は、いよいよ作業に入ります!

アトリエや工房を使いやすく片付けるポイント

アトリエや工房を使いやすく片付けるポイント

アトリエや、工房を使いやすく片づける時の一番のポイントは、
「道具」「材料」を分けること!

基本的に、道具は新しいことを始めない限り、大量に増えることはなく定量です。
よく使うものを、使いやすく整理するだけで、作業効率は格段にUPします。

材料は、作るモノ・作る数・制作前か制作後の時期、などによって、
その量は増えたり減ったりと流動的です。
お店の商品と同じで、何がどれくらいあるのかがわかりやすくすると、
無駄な仕入れが減り、作業効率もUPします。

「いつも使う」道具たちを使いやすく

「いつも使う」道具たちを使いやすく

「道具」を使いやすく整理するポイントは2つ。

一つ目は、よく使うモノを、ワンアクションで取り出せるようにすること!

いつも使う道具は、パッと見てわかるようトレーのような大きな引き出しに並べます。
引き出すだけ(ワンアクション)で、道具がすべて見え、すぐに取り出せます。

大きなフェルトを敷いておくと、道具にも優しいですし、出し入れの際の音も静かになります。

道具は「動詞」で分ける

道具は「動詞」で分ける

道具を使いやすくするもう一つのポイントは、
「動詞で分ける」こと。

動詞で分けることで、自然と使うグループに分けることができるのです。
今回は、3つの動詞に分けてみました。

1.くっつける
2.縫う
3.打つ

ちなみに、文房具も、「くっつける・切る・書く」などの動詞で分けると使いやすくなります。

「くっつける」道具たちのグループ

「くっつける」道具たちのグループ

革と革をくっつけるときの道具たちはこちらにまとめて。

ボンドをつけて、止める時のピンチをセットにしておくと、一連の作業がスムーズです。

くっつけた後は、革の端(コバ)を整える作業に入るので、磨き剤やコバの着色剤もこちらに入れておきます。

たまに「刻印」は、グループは違うけれどちょっとお邪魔して…
(引き出しの形で、ここの方が使いやすかったのです)

「縫う」道具たちのグループ

「縫う」道具たちのグループ

縫うための道具一式は、こちら
・針
・針山
・糸
・ワックス
・糸切りはさみ

縫うぞ!という時、この引き出しをさっと出せば、
作業を進めることができます。

「打つ」道具たちのグループ

「打つ」道具たちのグループ

「打ち具」と呼ばれるこの道具たちは、
金具を取り付ける時、そのパーツに合わせて使い分けるものです。

でもどれもよく似ているので、いざ使おうとした時、
どれだったっけ?と毎回考えて探す時間がかかるのです。

使いにくい時は、もう一工夫!

使いにくい時は、もう一工夫!

使う時に迷わなければ、スッと作業を続けられます。

パッと見てわかるように、打ち具のひとつひとつにラベリングしてみました。

この一手間で、作業するたびに、迷ったり考える必要がなくなるのです。

材料は使いやすさと収納を考えて

材料は使いやすさと収納を考えて

革の場合は…とにかく大きいので、
材料の整理は、本当に悩ましいところです(汗)

写真は、「キップ」と呼ばれる生後6ヶ月〜1年程度の牛の革です。
広げてみると、大きさは約一畳分!

2才以上の革だと、2畳分くらい大きいものもあるのです。

大きな革の整理

大きな革の整理

大きな革は、
折ると折り目やシワができるし、
日光が当たると、色が焼けてしまうし、
湿気が多いとカビが生えてしまうので、
保存方法&保存場所はしっかり考えないといけません。

くるくると筒状に丸めて、紙で包んで保存します。
紙をはがさなくても、中身がわかるよう、
革の種類を書いて貼り付けました。

小さな革のお片づけ

小さな革のお片づけ

革の作業を続けていると、革の端切れがどんどんできます。
どんなに小さな端切れも良い仕事をしてくれるので、捨てられないのです…。

小さな部品やラッピングの材料、商品のタグ、値札などなど、革の端切れの使い道は、盛り沢山!

どんな小さな端切れも、色別にざっくり分けて、ジップロックに入れて保存しておきます。
カビの心配があるところは、乾燥剤のシリカゲルを一緒に入れておくと安心ですね!

ジップロックにまとめたら、バンカーズボックスに入れて保存。

このバンカーズボックスは、使わないときにはたためるし、ボロボロになったら、資源ごみとして手放すことができます!

増減の多い材料の保存には、バンカーズホックスは便利ですよ

沢山の布のお片づけ

沢山の布のお片づけ

革の裏地に、布を使うこともあります。
子ども服や、子どもの小物をソーイングしていたこともあるので、
実は、布の材料の在庫もたくさん持っています。

布は、さっと取り出せて、しまいやすいと乱れません。

グループごとに、ジップ付きのビニール袋に入れておくと、中身が一目でわかり、出し入れも簡単です。

洋服の収納と同じ感覚で、
サイズ別に分けたり、色別に分けたり。
自分がわかりやすい方法で並べておくと、探すのが楽です♪

作りかけの材料のお片づけ

作りかけの材料のお片づけ

同時進行で作業を行うことも多いので、
作りかけの材料はキット状にして保管しています。

これには、旅行会社でいただいた丈夫なジップ付きファイルが便利♪
自立してくれるので、立てて保存ができ、作業の様子も一目でわかります。

コツ・ポイント

材料をわかりやすく整理しておくと、
「こんなもの作りたいな〜」とアイディアが湧いた時点で、
手持ちの材料の中から、必要なモノを簡単に探し出すことができるんです。

道具を使いやすく整理しておくと、
探し出した材料で、すぐに作る始めることができます。

モノを作る時は、作り始める前に必要な材料をキット状にしておくと、
作業効率がUPしますよ!


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