今回は、だしが効いた、どこか懐かしい昔ながらのほっこりした味付けの卵焼きを作ってみます!作る際のポイントがあるので、ぜひこちらも合わせてチェックしてください☆
1、ボウルに卵を割り入れ、そこに調味料をすべて入れて混ぜ合わせます。
<ポイント1>卵は混ぜすぎないように!
卵焼きを作る時にキレイな黄色に仕上げたくて、ボウルの中で白身が均一に混ざるように必死で混ぜたくなりますが、実はそれは逆効果><
上手に作るポイントは「混ぜすぎないこと」☆卵液はサラサラではなく、ドロドロっとしているほうがいいそうです。
混ぜるときに、白身を最大3cmほどのかたまりの状態で残しておきます(写真参照)。すると、この残った白身のかたまりのおかげで、気泡が外に逃げられずそのまま卵が固まるので、結果としてふっくら卵焼きになるんです♪
2、卵焼き用フライパンにサラダ油をひいて強火にかけ、十分に油をなじませておきます。
<ポイント2>フライパンはしっかり予熱!
強火で予熱しておくことで、ふっくらな卵焼きに大切な気泡がたくさん生まれやすくなります。
サラダ油を入れたらキッチンペーパーなどを使いながら全体にのばし、すぐに卵液を流し入れたくなる気持ちをぐっと我慢して、しっかり熱しましょう。
十分に温まっていないと、くっつきやすくなる原因にもなりますよ。
3、2でフライパンが十分熱せられたら、全体の卵液のうちの2/3の量を流し入れて火を中火くらいに弱めます。
少し固まってきたら菜箸やフライ返しなどを使いながらくるくる巻いて奥の方に寄せ、残りの卵液を少しずつ入れ、手前に巻いていきます。これを卵液がなくなるまで繰り返して焼きます。
<ポイント3>最初の卵液はたっぷり入れる&半熟で巻く!
卵液を流し入れたら、完全に固まるまで待つのではなく、まだまだ固まりきっていない状態で巻いていくことで半熟でふわっとした焼き上がりになります。
卵焼きを作る際、少しずつ卵液を流し入れて何度も巻く人が多いと思いますが、本当は最初からたっぷり卵液を流しこむほうが、フライパンの温度の上がりすぎを防いでくれ、ふっくらした卵焼きができやすくなるんですよ!
4、卵焼きの形をもう少し良くしたい……という場合は、3の焼き上がった卵焼きをキッチンペーパーで巻き、これを巻きすで巻いてしばらく置いておけばOK!
<ポイント4>巻きすで形を整える!
もし3の時に上手く卵をくるくる巻けなかったとしても大丈夫です。卵焼きが熱いうちに巻きすに巻いて形を整えれば、冷めた時にこの形で固まってくれ、きれいに仕上げることができますよ☆
ポイントを踏まえて作った「卵焼き」が焼き上がりました!見た目からしてふっくらして美味しそうに見えませんか?ふわふわの要因である気泡もしっかり閉じ込められている感じですよね。
いざ食べてみると、一口噛んだ瞬間にジュワーっとだしがあふれ出て、一気に懐かしい味が口の中に広がりました。もちろんふわふわ感もありますよ♪
いやぁ、この卵焼きがあれば、軽くお茶碗一杯のご飯が食べられそうなくらい、ジューシーで美味しいです☆
とってもシンプルな味付けなんですが、とっても贅沢に感じる「卵焼き」です。
「卵焼き」と言えば、あまりにも毎日作りすぎて美味しさを追及することに対してもう意識が向いていませんでしたが、改めて基本的な作り方を実践してみると見違えるほど美味しい卵焼きが出来てビックリしました。
こうしてみると、今まで作っていた卵焼きは本当に卵を焼いただけのものだったような^^;
これからは心を改めて美味しい「卵焼き」を作っていきたいと思います☆
「卵焼き」には今回のようなだし汁以外にも、ほんのり甘い「砂糖・みりん・白だし」などを使ったもの、牛乳やマヨネーズなどを混ぜて、よりふわふわを追及したものなど本当にたくさんのレシピが存在します。
でも美味しく作る基本方法は同じなので、ぜひ基本を踏まえつついろいろなアレンジを楽しんでみてください。
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