カビには、シャンプーや石鹸カス、皮脂汚れ等も付着しているので、まずは、お風呂洗剤でその汚れを落としてからカビ取りしましょう。
シャンプーや石鹸カス、皮脂汚れを落とした後に残るのがカビ汚れ。カビ取り剤の洗浄成分を薄めずカビに密着させるため、カビ汚れ部分が乾いた状態にするのがベストです。
カビ取り専用の洗剤はカビに有効な塩素系のものが主流です。できれば、安全に使うためゴム手袋、メガネ、マスクなどを装着して保護しましょう。
そして、目より高いところには絶対スプレーしないようにします。
また充分な換気を行ってお掃除するのが基本です。
スプレーする際は、しっかり引いてスプレーしましょう。弱い力でスプレーすると、液がたれやすく、密着しにくいことがあります。
決してほかの洗剤と混ざったりしないよう、単独で使いましょう。
カビ汚れの部分に15センチほど離れた場所から「カビ取り剤」を直接スプレーします。この時ついこすってしまいたくなりますが、それは禁物です。目地などのカビをこすると、カビの菌糸が奥に入り込んで落としにくくなってしまうそうです。こすらず数分間おいてカビ取り剤の成分を浸透させるのがコツです。
強力なカビ汚れにはパックがおすすめ!「カビ取り剤」をスプレーした個所にキッチンペーパーやラップでパックします。パックは液だれしやすい壁などの垂直面にも使えますよ!
黒カビは空気に触れていれば死滅しないそうです。死滅させるには、半日ほどラップしたままにしましょう。ラップを外した後はシャワーで綺麗に洗い流しましょう。
カビを落とした後は、カビ予防がとても大切にです。放おっておくと、またすぐにカビが発生してしまいます。
掃除後や入浴後は浴室の換気をし、湿気が残らないようにするのが最大の予防になります。
浴室暖房乾燥機が付いているお宅は、「換気」より「乾燥」運転をおススメします。
「換気」は空気を入れ替えるだけですが、「乾燥」運転は換気をしつつ温風によって水分を払うので、浴室全体をより確実に、より早く乾燥させることができるのでオススメです。カビやぬめりの発生を抑えることができるので、お風呂掃除の手間をグーンと軽減します。
上の図は浴室のカビの生え方を比較実験したものです。「何もしない」浴室にカビが生えるのは当然の事ですが、「換気だけ」していてもカビは生えてきます。それに比べて「浴室乾燥」をすると、すばやく湿気が取り除かれ、カビが生えにくくなることが分かります。
浴室乾燥についてはこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/bathroom/hotdry/hotdry/merit04.html
「カビ取り剤」を十分に流水ですすぎ落としたらピカピカのお風呂になっているハズ!
カビ掃除を軽減させるためには、日々浴室をしっかり乾燥させることも忘れずに!
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