最近いきなり襲って来る、少年犯罪のようなキレやすいペットが増えた…。と感じているという兵藤先生。
その原因が飼い主にあるのか、フードや環境などの外部要因なのかはわかりませんが、獣医師から見た「良い飼い主」とは、最低限のしつけをしてくれている飼い主だとか。
大体、ペットは動物病院が大嫌い。暴れて診察ができないこともしばしばあります。完璧に躾けて欲しいとは言いませんが、せめて診察台でじっとしてくれる程度に「ペットのしつけが出来ている」飼い主さんはそれだけでも有り難いとか。
そしてそんな飼い主さんのペットはとても性格が良いことが多いので、獣医師としても「治してあげたい!」と頑張ってしまうそうです。
いきなり病院にペットを連れてきて、「なんだか具合が悪いんです。」これだけだったら、獣医師も困ってしまいますよね。
せめて「いつから」「どんな症状があるか」「原因に思い当たる最近変わったこと」をシンプルに教えてくれる飼い主は、治療もしやすく、病名も特定しやすいそうです。
逆にどうでもいいようなペットとの暮らしや自分のことをペラペラ話す飼い主は、忙しい獣医師にとっては「悪い飼い主」にカテゴリーされてしまうようですよ。
獣医師がどんなに治療を頑張ったとしても、飼い主側に「治してあげたい」という意思がないかぎり、ペットの治療は難しいといいます。ある意味、ペットの命は飼い主次第ともいえますよね。
自分の説明をちゃんとメモを取って聞いてくれたり、自宅での経過をきちんと報告してくれる飼い主は獣医師にとっても嬉しい存在です。
いかがですか。「ペットを治してあげたい」そう真剣に考えている飼い主さんのペットには、やはり「治してあげたい!」という使命感がわくといいます。
ペットの診療費は各病院で違います。良い飼い主は値段もちゃんとチェックして、セカンドオピニオンもしっかり選んでいる人が多いとか。
さあ、あなたは一体「良い飼い主」と「悪い飼い主」のどちらでしょうか…。
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