スカートを扱いやすいように20cm×20cmほどの布になるように切り離します。
これを木工用ボンドで糊加工します。
ボンドは固まってとれにくくなるので、洗面器などの使わなくなった容器を準備します。
ない場合は、小さめの段ボールの内側に袋をはめたものでもOKです。
そこに木工用ボンド1本をあけ、5倍のぬるま湯で薄めたら、ダマのないようによく混ぜます。
この液に布をひたし、軽く絞ったら陰干しをします。
(室内に干す場合は、液が床に垂れても大丈夫なように新聞紙などを敷いてくださいね)
布が乾いたら、花びらをカットしていきます。
太めの水のしずくのような形にカットします。
花びらにはシワを寄せるので、いびつな形でもOKです。
後で2枚を貼り合わせるので、布を重ねて一気に切ると簡単です。
2枚1セットとして、
小 3セット
中 3セット
大 5セット
切ります。
(これで小さめのお花ができます。
数を増やしていくとお花が大きくなります。)
色は似ていますが、2枚のスカートを使いましたので、リネン風とドット柄の2種類の布を使っています。
手芸用ワイヤーを半分の長さに切っておきます。
私は#24を使いました。
ヨーグルトのふたなどに木工用ボンドを出しておきます。
(後でそのまま捨てられるので便利です)
一枚の花びらに指の腹を使って薄く木工用ボンドを塗ります。
手芸用ワイヤーの先端1.5cmぐらいのところに木工用ボンドをつけて
花びらの中心に置き、
もう一枚の花びらを合わせたら、両の掌でぎゅっと押しつけ、くっつけます。
これを指でくしゃっとシワを寄せた状態で乾かします。
すべて乾いたら、、、
小の花びらの根元に木工用ボンドをつけ、もう一つの小の花びらをくっつけます。
(つまようじでボンドをつけるとやりやすいです)
次に3つめの花びらでこの2つを包むようにくっつけます。
これがお花の中心になります。
次にそのまわりを中の花びら3つを囲むようにくっつけていきます。
さらに大5つもぐるりとくっつけます。
裏側はこんな感じです。
補強のため、このワイヤーの中の1本を取り出し、ほかのワイヤーをまとめてぐるぐる巻きつけておきます。
ペンチで好きな長さのところでワイヤーを折り曲げます。(これが茎になります。)
はみ出たワイヤーはニッパーで切り落としておきます。
同じ糊加工した布を幅1cmほどのリボン状にカットします。
これを茎のワイヤーに巻いていきます。
わかりやすいように色の違う布を使っていますが、巻き始めはこのような感じです。
コサージュピンの裏に木工用ボンドをつけたら、
このように一緒に巻き込み、つけていきます。
ピンをつける位置は、お花のすぐ下がいいです。
(茎の下のほうにつけてしまうと、コサージュをお洋服につけたときにお花のヘッド部分の安定が悪くなります)
リボン状の布を強めにひっぱりながら巻いていきます。ここが弱いと、乾いた後ピンがグラグラします。
ぐるぐる螺旋を描くように茎の下まで巻いたら、折り返します
巻き終わりは茎の裏側の目立たないところに持ってきます。
最後はぴたっとくっつきます。
大人ナチュラル服に似合う可愛いコサージュの完成です!!
お洋服のほか、バッグや帽子につけて楽しめます♪
裾のレースやフリルも総動員して、いろんなタイプを作って楽しんでいます。スカート2枚でたくさん作れました。
大きめに作ったコサージュは大きいコサージュ台をつけたほうがお洋服の上で安定します。
ほかの布やリボンと組み合わせても可愛いです。
サテンなど薄すぎる生地は向いていません。
コットン生地、リネン生地なら大丈夫ですが、薄すぎるとだめです。
また、黒や濃茶の生地は木工用ボンドが白く浮き出てしまうので不向きです。
お肌の弱い方は、木工用ボンドを扱う際、手袋か指サックをしてくださいね。
ボンドはくっつくいて乾くととれにくくなりますので、作業する際はテーブルの上に新聞紙を敷くのをおすすめします。
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