このように、いくつもの効能を持っている紅茶ですが、
一番感じやすい効能としては、、ティータイムという言葉があるように、
心を落ち着かせる働きが紅茶にはありますよね。
脳波を測定しながらの実験では、紅茶の香りをかいだ時点でリラックス効果が表れたそうです。
安心できる香りを感じる時は、自然と口角も上がり、スーっと心地よい香りを吸い込んで、
ふーっと息を吐く呼吸のリズムは心身を落ち着かせる最高の呼吸法ともいえますね。
そうしたリラックス効果が、緊張した筋肉を和らげることで、疲労感も和らげる作用もあるようです。
ほっと、ひと息のひとときに紅茶を飲むことで、心身にいいことが、たくさんありますね。
また、紅茶を飲むと前頭葉の働きが活性化されるということが最近になってわかってきたそうです。
10組20名を対象にした実験で、コーヒー、緑茶、紅茶を飲んで、
30分間の会話中の脳血液量測定をしたところ、脳の酸素化ヘモグロビン量が、
コーヒーや緑茶より紅茶を飲んでからのほうが数値が高くなったんだそうです。
この酸素化ヘモグロビン量が高くなっている状態というのは、脳の前頭葉の働きが活性化している
ということらしく、論理的思考力が働いて、話の流れを順序良く組み立てたり、
相手の興味を引き寄せる表現力や創像力を働かせやすくなっているということらしいです。
紅茶には、コーヒーや緑茶よりもコミュニケーションを活性化させ、
会話力を高める効果があると推測されるという結果になったそうです。
論理的思考が働くわけですから、会話だけではなく、勉強や仕事の効率が上がるのでは?という
期待も出てきますよね。
また、紅茶にはクセが無いことから、好みや効能に合わせて、いろいろな組み合わせができますよね。
僕は20代の頃はひどい冷え性で、足が冷たくて、とても辛かったんですが、
ある整体の先生から、紅茶にしょうがを入れて飲むといいと勧められて、毎朝のコーヒーをジンジャーティーに
変えてみたんです。3か月くらい経ったころから、お風呂上りに足が冷えないことに気付きました。
寝るときも足がぽかぽかで、心地よく眠れるようになったのを、よく覚えています。
最近は、お友達にハーブの原液をいただいたので、昼食後にハーブティーを楽しんでいます。
気ぜわしい、毎日に、「ちょっと一息」というときに、紅茶を選んでみませんか?
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