オフィスワークとは、事務所内での業務を中心とした仕事です。一般事務をはじめ、経理や総務、人事などがそれに当たります。要するに現場仕事や外回りの営業以外の事務所内業務です。パソコンを使用した仕事が主になるため、多少なりともパソコンを使える人が重宝されます。
事務の主な仕事は、パソコンを使っての請求書や納品書、資料などの作成、さらにはチェックやファイリングといったデスクワークです。また、来客時の受付や電話の対応、郵便物の仕分けなども含まれる場合があります。中小企業では、一般的な事務仕事のほかに経理などを兼任する場合もあります。また、事務職には一般企業だけではなく、病院での「医療事務」などもあります。
事務の仕事が主婦(夫)に人気が高い理由の一つに、時間の融通が利きやすく、家事との両立がしやすい点があります。仕事はシフト制になっているところが多く、また休日の業務もないため、平日で都合の良い時間に仕事ができるのが魅力的です。勤務時間が決まっている場合でも、10~16時など、働きやすい昼間の時間に設定されているため、子どもがいる場合でも保育園の送り迎えなどに支障をきたすことはありません。
事務職のメリットとしては、仕事時間や日数の都合をつけやすく、家事と両立させやすいこと。さらに座り仕事なので体への負担が少ないことや快適な空間で仕事ができる点があげられます。また、パソコンや事務処理能力の向上も見込めるため、転職に役立つスキルを身に付けることができます。医療事務の場合は、資格の取得や専門的な知識もつくのでキャリアアップも期待できます。ほか、資料や請求書の作成で他の部署のスタッフと関わることの多い事務スタッフは、直接感謝されることも多く、やりがいが感じられる仕事です。
デメリットとしては、基本的にパソコンの前で仕事をすることが多いため、眼精疲労や肩こりなどに悩まされる場合があります。また、電話対応などのミスや書類作成のミスは会社にとっても大きな損失となりかねないので仕事には細心の注意が必要です。
事務の仕事をしたい場合、基本的にパソコンの操作、特にワードやエクセル、パワーポイントなどを使用できることを条件とする会社が多いのが実情です。そのためパソコンの資格を持っている場合は採用の際に有利に働くこともあるので、面接や応募の際にはしっかりとアピールしてみましょう。
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