約200人の働く女性へのアンケートから、新しい環境での生活や新年度のスタート時は、体や肌の不調を感じている人が、75%を超えることがわかりました。その中でも、女子が感じる不調TOP2は「肌トラブル」と「疲れやすさ」!
(いやぁ〜、肌トラブルも体のダル重も、ほんとにテンション下がりますもんね(涙)。春の新色コスメをせっかく買っても、自信のない肌だとメイクする気も起きないし……!)
————働く女子にとって、「肌荒れ」は死活問題!! 毎日の食事で意識できることは何かありますか?
「まずは、美しい肌を保つのに必要なビタミン(A・B1・B6・B12・C・E・H・P)を含む食材を意識的にとることが大切です。食材でとることが難しい人はサプリで補っても良いでしょう。」
「また抗酸化力の高いアスタキサンチンなどの抗酸化成分を含む食材(鮭など)もおすすめですよ。」
————なるほど、「抗酸化力」というと、エイジングケアや肌の老化防止のキーワードでもありますよね。アスタキサンチン! 脳内メモしました!!
(そういえば、肌がぷりんっと弾力たっぷりの、かの海外スーパーモデルも「サーモンが大好物」って言っていたな……)
歓送迎会などの飲み会や外食が続いたり、朝食が食べられなかったり……新生活では食生活が乱れ、それが肌荒れの原因になることも。
————美肌キープのための、おすすめメニューを教えてください。そしてちょっとワガママをいうと……仕事で忙しい人でも、今日から実践できる時短・お手軽メニューだと、すごく嬉しいです!
「はい。朝・昼・夜、プラスαで食べると良いメニューを紹介しましょう。食事は細胞の活動性を保つためになくてはならないものです。意識的に取り入れてみてください」
「バナナは低カロリーで腹持ちが良く、ビタミン、ミネラルを豊富に含むだけでなく、うつ病を防ぐセロトニンの原料になるトリプトファンを豊富に含みます。腸を整えるヨーグルトとの相性も抜群ですよ」
「骨粗しょう症を防ぐ、ビタミンDを豊富に含みます。そして、美肌作用を持つアスタキサンチンもたっぷり!」
「野菜サラダは食物繊維を豊富に含み、整腸作用があり、発がんを防止します。卵は8種の必須アミノ酸を含みます。また細胞膜の成分となったり、脳を活性化するリン脂質(レシチン)を豊富に含みます」
————卵って脳を活性化してくれるんですね! 忙しくて、脳をフル回転で働かなきゃいけない時=卵って覚えておきます!!
新生活のスタートダッシュに伴う、どっしり疲れや肌トラブルが気になり始めるのが4月後半から5月……。特に肌トラブルは、女子にとっては1日のテンションすら下げる厄介なやーつ!
今回Dr.亀山に教えてもらった【食事面】の美肌アプローチは、どれも今すぐに実践できそうなものばかりでしたね♡ カムバック、美肌!!!
次回は【生活習慣】からのアプローチ方法をお届けします。
北里大学医学部卒業。北里大学皮膚科を経て、世界最高峰の研究機関である米国立保健衛生研究所でメラニンの生成についての研究に没頭する。ビタミンC誘導体が天然型の何倍も肌に吸収されることを、世界で初めて証明。“ビタミンCのニキビに対する効果”という論文は、当時驚きを持って迎えられた。ビタミンCとニキビ、オイリー肌との関係を分析し、ビタミンC治療の第一人者として知られる。1999年、青山ヒフ科クリニックを開業。
青山ヒフ科クリニック
住所:東京都港区北青山3-12-9 花茂ビル3F
☎︎:03-3499-1214(完全予約制)
診療時間:平日11:00〜14:00/15:00〜20:00、土曜11:00〜14:00/15:00〜19:00、第2・4日曜<12:00〜17:00 休診日:木曜、第1・3・5日曜、祝日 HP:http://aoyamahihuka.com
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