まずは一番効果が得やすいのが、電気会社との今の契約プランを見直すことです。
例えば東京電力だと、電気料金プランを契約すると基本は受電電灯Bというプランになります。
これは1日を通して電気代が同じ料金に設定されているプランです。
人によっては昼間は仕事で昼間以外に電気を使うことが多い、夜は早く寝て昼間に電気を使うことが多い、などそれぞれの生活スタイルが違います。
そのためにその生活スタイルに合わせて昼安いプランや夜安いプランに変えると、今よりも電気代を安くできます。
また他の電力会社の電気料金プランを検討してみるのも良いでしょう。
また契約アンペア数によっても基本料金が変わりますので、アンペア数を今よりも低いアンペアに出来るなら、変更すると電気代の基本料金が安くなり節約になります。
電気代の支払い方法も口座引き落としにすると、口座振替え割引きを行っている電気会社もあります。
またはクレジットカード払いが出来るならカード払いで電気料金を支払うと、毎月自動的にポイントが貯まってお得です。
口座振替割引きとクレジットカードのポイントはどちらがお得かは、今の電気会社の料金や付帯するポイントで比べてみましょう。
もしも10年近くまたはそれ以上前の古い家電を使用しているなら、最新の家電に変えると省エネ効果が高く電気代を節約できます。
特に古いエアコンや冷蔵庫を使用していると、このような家電は電気を沢山食うので最新の家電に買い替えた方が、長期的に見て電気代が安くなります。
また、夜中1日中電気をつけておくような長く電気を使う蛍光灯や電球を、LEDのものに買い替えると、消費電力が5分の1ぐらいになって、電気代が安くなります。
【冷蔵庫】
冷蔵庫は季節に合わせて温度設定を変えましょう。
冬の寒いときは温度を低めにして、夏の暑いときは温度を高めにすると良いです。
冷蔵庫の置く場所は壁にくっつきすぎたりしていると、放熱が上手くいかず電気を余計に使うので、冷蔵庫と壁の間は適度に隙間を空けておくと良いです。
【洗濯機と乾燥機】
洗濯や衣類の乾燥を行うときは、タイマー設定をして、電気料金の安い時間帯に稼働させると電気代を節約できます。
ただし夜中などは音の問題がありこの方法を使えない方もいるかもしれません。
【テレビ】
テレビはエアコンと違いこまめにスイッチを切ると電気代節約となります。
見ないときはスイッチを切るようにして、付けっぱなしにしないようにしましょう。
テレビの明るさも最大にするよりも、明るさを下げて中ぐらいにすると、それだけで電気代を節約できます。
【電気ポッド】
電気ポッドを使うなら長時間保温状態にしておくとそれだけ電気を使いますので、長時間保温しておくぐらいなら、使うときごとに沸騰させた方が電気代が安くなります。
また使うお湯の量によっても違いがあり、コーヒーを飲むぐらいの少量なら電気ポッドで沸かすと良いですが、鍋料理のお湯を使うときなど大量のお湯を沸かすなら、初めからやかんや鍋で沸かした方が良いです。
電気代として意外にも多く費やしているのが待機電力です。
待機電力は電化製品のスイッチを切っていても、コンセントにプラグを挿しておくだけで消費する電力のことであり、一般的な家庭で年に1万円ほどもの電気代を発生させています。
待機電力をカットするだけで電気代節約となります。
まず使わない電化製品のプラグはこまめに抜くべきですが、それは面倒だという方はスイッチ付きの節電タップを使いましょう。
タップのスイッチを切るだけで待機電力をカットできるので、わざわざプラグを抜く必要はなく便利です。
ブレーカーもどの部屋に電気を供給しているか把握、使っていない部屋のブレーカーのスイッチは切っておくと、元から消費電力を減らせて節電効果があります。
特に旅行に行くときなど、長期的部屋を開けるときは、ブレーカーごとスイッチを切って電気を遮断すると良いです。
暖房器具としてはオイルヒーターや電気ストーブは電気を沢山使うので、暖房として使うならエアコンや石油ストーブの方が電気代節約となります。
またエアコンで部屋を暖めるなら、サーキュレーターや扇風機と併用し、これらで部屋の空気をかき回して循環させた方が、部屋が早く暖まるので使う電気も少なくて済みます。
部屋の一部分だけを温めて使用するような時は、電気カーペットやこたつなどを使用した方が電気代は少ないです。
さらに毛布などと湯たんぽなどを併用すると、暖房器具を使わなくても十分に暖かく過ごすことも可能です。
夏の冷房器具としてのメインはエアコンでしょう。
エアコンの節約方法は上記の内容をご覧下さい。
ただしエアコンは電気を多く使うので、出来ればエアコン以外で涼むようにすると電気代を節約できます。
そのために窓にすだれなどの日よけを付けて直射日光を避ける、窓を開けて風を取り入れる、エアコンの代わりに扇風機で涼むという方法を使うと電気をさほど使わなくて済みます。
また涼しい格好で過ごすというのも暑さ対策になります。
大きく6つの電気代節約方法をご紹介しました。
これらを全て行った場合、年間で数万円の削減が見込めます。
時間はかかるかもしれませんが、是非全て行ってみる事をおすすめします。
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