換気扇を24時間つけっぱなしにしている場合、どれぐらいの電気代がかかるのでしょうか。
設置場所毎にかかる電気代を見てみましょう。
【トイレの換気扇の電気代は月に約56円!】
まずはトイレです。
トイレの換気扇はサイズが小さめであることが殆どです。
そのため、消費電力も3W前後と非常に小さいです。
計算式で算出してみると下記のようになります。
「3W×24時間×30日=2.16kWh」で、「1kWhを25.91円で計算」すると、「約56円」です。
トイレの換気扇の1ヶ月にかかる電気代はたったの56円となり安いですから、安心してつけっぱなしにすることができますね。
【浴室の換気扇の電気代は月に約373円!】
では浴室はどうでしょうか?
浴室の換気扇の消費電力は大体20W前後のものが多いです。
「20W×24時間×30日=14.4kWh」となり、「1kWhを25.91円で計算」すると「約373円」となります。
トイレに比べやや高めですね。
水気のある浴室は、どうしても湿気が溜まりやすいですから24時間換気扇をつけっぱなしにしている家庭が殆どではないでしょうか。
では浴室はどうでしょうか?
浴室の換気扇の消費電力は大体20W前後のものが多いです。
「20W×24時間×30日=14.4kWh」となり、「1kWhを25.91円で計算」すると「約373円」となります。
トイレに比べやや高めですね。
水気のある浴室は、どうしても湿気が溜まりやすいですから24時間換気扇をつけっぱなしにしている家庭が殆どではないでしょうか。
【台所の電気代は月に約560円!】
最後に台所です。
台所の換気扇は比較的消費電力が大きいものが多いです。
ですが、それでも消費電力は30W前後ほどですから、極端に高額な電気代がかかることはありません。
「30W×24時間×30日=21.6kWh」、「1kWhを25.91円で計算」すると「約560円」となります。
でも最近の換気扇は常時換気モードを備えているものも多く消費電力はわずか3~5Wとなっています。
それであれば電気代は約93円と100円以下で済んでしまいます。
ですが、キッチンはホコリや油などで汚れやすい場所ですから電気代はもう少しかかっていると思って良いかもしれませんね。
モーターの回転が正常でないと、その分電気代が余計にかかってしまいますので清潔を保っておくと良いですよ。
エアコンを使う時の換気扇はちょっと注意が必要です。
と言うのも、エアコンをつけたまま換気扇を使うと、エアコンの電気エネルギーを大きく消費してしまうんですね。
換気扇によって外の空気を室内に入れてしまうことで、その分エアコンは必要以上稼働させなければいけなくなってしまいます。
特にキッチン用換気扇は、パワーが強いものが多いですから、キッチンの換気扇とエアコンの併用は避けると無駄な電気代の発生を抑えることが出来ますよ。
以上のように換気扇を24時間回しっぱなしにしていても電気代はそれほど高くありません。
これは他の家電の電気代と比較してみれば、その違いがより分かるかと思います。
例えばエアコンですが、年間電気代はいくらぐらいだと思いますか?
部屋の広さによってかかる電気代は違いますが、「エアコン1台あたり16000円~50000円」ほど年間でかかるんですよ。
家にあるエアコン全部ではなく1台でかかる料金ですから、めちゃくちゃ高いと思いませんか?
月に換算すると「平均で約1300円~4200円」も1台でかかってしまいます。
他には「洗濯機や食器洗い乾燥機、冷蔵庫」も電気代がかかる家電の代表といえます。
洗濯機は1日1回洗濯したとして年間で5700円~19000円の電気代がかかります。
食器洗い乾燥機は毎日2回使用することで年間に15000円以上の電気代がかかります。
換気扇は汚れやホコリによって吸い込む力が弱くなります。
そうなれば無駄に電力を消費してしまい電気代が余計にかかってしまいます。
また上記でも説明したように火災の原因にもなりますので、マメに掃除や手入れをすることが非常に大切です。
ですが週1のペースで掃除しなければいけないというものではなく、月に1回掃除すれば問題ありません。
台所の換気扇は特に汚れるのが速いですから定期的に掃除しておきましょう。
本体を取り外しての本格的な掃除は年に1回程度行なうと良いですよ。
換気扇を清潔に保っておけば、無駄に電力を消費せず節約に繋がります。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます