医薬品のリップクリームは治療を目的に作られています。
ドラッグストアで主に「第3類医薬品」として販売されています。
具体的な成分でいうと、「グリチルレチン酸」、「アラントイン」、「トコフェロール酢酸エステル」などが有効成分として配合されています。
口角炎や唇のひび割れに有効なのがこの薬です。
グリチルレチン酸、ピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、アラントイン、パンテノールが有効成分として、ワセリンやサラシミツロウなどの保湿成分が添加物として配合されています。
ロート製薬が発売している第3類医薬品です。
1,142円(税抜)/6g
直接塗れるチューブタイプのリップクリームです。
有効成分としてアラントイン、グリチルレチン酸、酢酸トコフェロール、塩酸ピリドキシン、パンテノールが配合されています。
無香料・無着色。
資生堂が発売している第3類医薬品です。
外出先でも塗りやすいので持ち運び用におすすめです。
1,200円(税抜)/8g
トコフェロール酢酸エステル、グリチルレチン酸、ピリドキシン塩酸塩、アラントイン、セチルピリジニウム塩化物水和物が有効成分として配合されています。
ロート製薬が発売している第3類医薬品です。
殺菌成分が有効成分として配合されていることと、直接塗れるチューブタイプになっているのがヒビプロLPとの違いです。
こちらも、外出先でも塗りやすいので持ち運び用におすすめです。
980円(税抜)/8.5g
アラントイン、グリチルレチン酸、ビタミンE酢酸エステル、塩酸ピリドキシン、パンテノールが有効成分として配合されています。
また、スクワランやグリセリンなどの保湿成分が添加物として配合されています。
リップクリームの黄色は着色料ではなく、ビタミンB2の色です。
ユースキン製薬が発売している第3類医薬品です。
1,100円(税抜)/8.5g
唇の荒れが酷いときに使用されるのが白色ワセリンです。
医師に処方されることもありますが、ドラッグストアでも購入できます。
白色ワセリンは水分の蒸発を防いでくれたり、刺激から唇を守ってくれます。
副作用が少ないので、症状が重いときに使用しやすい薬です。
410円(税抜)/50g
1,560円(税抜)/500g
よく勘違いしている方がいますが、ヴァセリンと白色ワセリンは同じものではありません。
「ヴァセリン」は商品の名前であり、医薬品ではなく化粧品です。
中身は白色ワセリンではないので注意しましょう。
ワセリンの違いに関しては、別の記事で紹介したいと思います。
また、医薬品のリップクリームを使用しても唇の荒れが治らない場合もあります。
唇の荒れが長期間続く場合は、医師の診察を受けましょう。
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