まずは、朝起きてから自分がすべきことを把握しましょう。起床から家を出るまでどのくらい時間がかかるのかを整理することが必要です。
何事にも通じることですが、時間を決めず物事に取り組むと、結局ダラダラと時間だけが過ぎてしまいます。そこで「○時○○分から○分間は調理時間」とあらかじめ時間配分を決めておくことで、忙しい朝の時間を意識的にムダなく使うことができるのです。集中して調理に取り組む習慣が身に付けば、以前よりも短い時間で朝食を作るこができるようになるかもしれません。
それでも時間がかかってしまう人は、前日の夕飯を作る際に、次の朝食の下準備をしておくというのもおすすめです。
朝食は、早く、手間なく、もちろん美味しく、さらには栄養バランスも考えて作れるのが理想です。しかしそこには当然、時間の壁があります。そこで重宝されるのが冷凍食品。中でも意外に“使える”のが冷凍野菜なのです。
「冷凍食品はちょっと……」と抵抗のある人もいるかと思います。しかし、年々高まる品質管理や技術向上により、冷凍食品はより良い食材へと変化しています。特に冷凍野菜は、採れたてのものを急速冷凍する前に70~80%ほど調理加熱をしています。少しの時間加熱するだけで食べられる状態になっていて、まさに時短に最適なのです。
栄養バランスや盛り付けの色合いを考えるにあたり外せない野菜。ほどよく手を抜きながらも満足のいく朝食を作ることに一役かってくれそうです。
時短料理で思い出すのは、やはり圧力鍋ではないでしょうか。野菜、肉、魚、そしてひとり分でも家族分でも短時間で簡単に調理できてしまう、まさに魔法の鍋です。
そもそも圧力鍋とは、ふたで鍋を密封することにより中の圧力を上げ、沸点を上げて短時間で高温調理を可能とする鍋です。もちろん調理内容や素材、レシピにもよりますが、通常の加熱時間を半分、さらには1/3ほどにも短縮できてしまうのです。時短でき、かつ美味しく仕上がる圧力鍋は、慣れてしまえばとても簡単。朝食作りに使用してみてはいかがでしょう。
電子レンジはまさに時短の最大の味方です。加熱や解凍はもちろん、焼く、蒸す、揚げる、煮ると電子レンジはなんでも可能。特に最近は、水蒸気を発生させて余分な脂や塩分を落とし、ヘルシーに仕上げるスチーム機能がついているものも多く見受けられるようになりました。
シリコングッズを使用すれば、さらに手軽に時短も可能です。中でも有名なのはシリコンスチーマー。調理から盛り付け、保存までこなす優れもので、スチーマーの中に食材を入れて盛り付けし、水を少々加え、あとはレンジで加熱すれば出来上がります。
デザイン性に富んだものも発売されており、レンジ調理後はそのまま食卓に並べても問題ありません。
出勤前の忙しい時間に作る朝食。しっかりと食べる時間を確保するためにも。便利な機器を最大限に活用したり、冷凍食品を織り交ぜたり、もちろん自分のちょっとした努力も加えつつ、短時間で済ませましょう。朝食を早く作るコツ、実践してみてください。
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