①主治医は飼い主の自分であると自覚する
病院で先生が治療してくれても、毎日一緒に暮らしている自分が主治医だと思いましょう。最後の責任は病院ではなく、自分の判断が大切です。
②お金をかけるよりも寄り添う時間
動物の医療費は高額です。保険に入っていない場合は、数十万円かかることもあるでしょう。 飼い主として最高の医療を施してあげたい気持ちは判りますが、そのために仕事をしすぎて愛猫と寄り添う時間が短くなるのは考えものです。限られた時間はなるべく側にいてあげましょう。
③完璧な介護を目指さない
真面目な飼い主ほど、自分の生活を犠牲にして愛猫の介護を優先しようとするでしょう。その気持ちはよくわかりますが、やはり自分の生活がおろそかになると猫と共倒れになってしまうかも。 介護はきりがない作業です。完璧な介護を目指しても、決して満足できないのではないでしょうか。
④生活空間を見直す
猫が年を取って来たら、食べやすいフードに代えるのはもちろん、座ったままでも食べやすい食器や、家の段差をなくしなど、老いた猫の目線で生活空間の見直しをしてあげることも大切です。
⑤元気なうちから老後の方法を考えておく
今はペットの葬儀サービスや、ペットケアステーションなど、動物業界でもペットの老後ビジネスが盛んです。
いずれは老後を看取らなくてはならないのですから、元気なうちに情報を集め、愛猫が最後までやすらかに過ごせる様に方法を考えておくのも飼い主の務めといえるでしょう。
いかがですか。この5か条。うちの猫はまだ大丈夫…。と思っているうちから少しずつ考えておくと、いざ、と言う時にも冷静に対処できるかもしれません。
最近では老犬老猫ホームの施設も、2014年4月の時点で44件が登録されているとか。 料金や、ケアプランなどを調べておいても良いのではないでしょうか。
「老犬介護ドットコム」の一部の施設では、老猫も受け入れてくれるそうです。
HPはこちら⇒http://rou-ken.com/roukenkaigo/rounekokaigo.html
飼い主が情報を知っているか知らないかで、介護や看取りの方法は変わるはず。日頃からチェックしてみて下さいね。
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