猫の手作りご飯レシピを見ると、かならず何らかの野菜を混ぜていることが多いようです。 しかし猫はもともと完全肉食動物。野菜は基本的に食べなくても大丈夫。
猫にとって必要な栄養素が何かをしっかり把握しておきましょう。猫に必要不可欠な栄養は下記の通りです。
●タウリン:動物性タンパク質に多く含まれているのがタウリン。猫の手作りご飯には肉や魚を中心にするとベストです。
※ただしマグロやアジなど青魚の与えすぎには注意が必要です。
●ビタミンA:猫はβ-カロチンからビタミンAを合成できません。レバーなど、食べ物から摂取しないと、眼球乾燥症、運動失調、歯肉炎などになりやすくなります。
●ナイアシン(ビタミンB3):猫はトリプトファンを体内でナイアシンに変換できません。鶏肉や魚にはナイアシンが含まれているので食事作りの参考にして下さい。
反対に猫の手作りご飯に必要の無い栄養素もあります。その筆頭にあげられるのが炭水化物。
人間でも中高年になったら炭水化物は取らない方が良いと言われていますが、猫にとってはもともと必要としない栄養素のようです。全くあげないというわけではありませんが、お米や芋などの炭水化物は、猫はあまり好んで食べてはいないようです。
その他、糖分も必要ありません。猫の舌には「甘い」成分を判断するセンサーがついていないため、甘いモノを欲しがることは非常に稀です。
塩分や香辛料も手作りでご飯をつくるとついつい入れたくなりますが、猫には必要としない栄養素です。
いかがですか。猫の味覚の中で、一番センサーが働く味は酸味だと言われています。酸っぱい味は=腐っていることを意味します。猫はまず匂いで鮮度を確認し、ちょっと口をつけて、好みの味かどうかを判断しているそうです。
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