猫の品種、毛色と性格に関する研究は動物学者の間でたびたび行われてきましたが、複数猫の性格を調べる調査はどうしても飼い主の主観が入ってしまうため、科学的根拠は薄いといわれています。
しかし、1977年に行われた研究によると、茶トラ、キジトラなど縞模様を持つ猫はそうでない猫と比べて都会に多く生息していることから、猫の中でも社交的な性格ではないかと推測されています。
また1995年の研究によると、茶トラ、茶白の猫は、他の雄猫と接触すると攻撃的になるという報告もあります。
体全体が茶色の縞模様の猫が茶トラです。お腹や縞柄に白が入った猫は茶白と呼んでいます。 この茶トラや茶白の8~90%はオス猫です。毛色に関係なくオス猫の特徴としては「甘えん坊」「やんちゃ」な猫が多いようです。
都会でよく見かける毛色なので、人間に甘えてえさを貰う習性ができているのかも知れません。甘えん坊でおねだり上手な猫だと言われています。
猫の毛色のルーツはキジトラだと言われています。キジトラの猫から白、黒、三毛猫などの毛色が突然変異で生まれたそうです。
そのため、キジトラの猫は「野性的」で「独立心が強い」と言われています。
白猫は聴覚が弱い場合が多く、黒猫は従順で飼いやすいとか。三毛猫やサビ猫は「自立心が強い」「マイペース」など、本来の猫の性格そのものが反映されているようです。
いかがですか。猫の毛色と性格の関係。今のところ、憶測であって科学的根拠はないそうです。
地域猫の場合、毛色よりも性格が重要。弱ければご飯が食べられません。生きて来た環境によって性格はどんどん変わっていくかも知れませんね。もちろん、家猫と地域猫ではライフスタイルが違いますから性格も変わって当然ですよね。
お宅の茶トラちゃんはやっぱり甘えん坊な性格ですか?まあ、愛猫家にとってみれば、性格や毛色は関係無し!猫のその姿に萌える、という人が多いような気がしますが…。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます