出典:http://healthil.jp/19823
寝ているとき、毛繕いをしているとき、猫の体に触るといきなりアクビをすることがあります。
あら、眠いのかしら?と人間なら思ってしまいますが、実はこの場合の猫のアクビは「止めろ!触らないで〜。」という不満のサイン。
飼い主の行動に異議を唱えているのです。そのまま触り続けると、容赦ない猫パンチが飛んでくるかも。そっと手を離してあげて下さいね。
イタズラした猫を大きな声で叱っているときに、猫は突然アクビをしたり、体を舐めたりすることがあります。
飼い主からみると、全然反省してませ〜んという馬耳東風な姿に見えますが、実は全く正反対の行動です。
大好きな飼い主を怒らせてしまった、大きな音が怖い、猫は本来臆病な動物ですから大変神経質。
怖いと感じた時に、そのストレスをやりすごすためにアクビをすることはよくあるのです。
この場合は目を見ると判ります。アクビをしながらも目をかっと見開いていますから、そろそろ怒るのを止めてあげて下さいね。
長時間眠っていた猫が、ようやく起き上がってグーンと体を伸ばしながらアクビをすることがありますよね。
これは人間もある起きがけの行動を起こす前のストレッチ。酸素を体内に沢山取り入れて、元気に行動しようとしているサインです。
この行動はほ乳類以外の鳥類や爬虫類にも見られるといいます。ちなみにこのアクビは、集団行動が基本の犬の場合、飼い主がアクビをするとつられてアクビをすることがあるとか。可愛いですねえ。
猫が夢中になって遊んでいるとき、飼い主と一緒にまったりしているとき、猫は目を閉じて満足そうにふぁ〜とアクビをすることがあります。
このときのアクビはリラックスしてるよ、そろそろ眠いかもというサイン。人間と同じ現象のアクビといえます。
いかがですか。猫はとっても繊細で臆病な動物です。単独で生活する動物ですから、大好きな飼い主の行動に、アクビをすることで気持ちを訴えているのです。
猫のアクビしている姿を見かけたら、「不満」のアクビか、「リラックス」のアクビか見極める訓練をすると、より愛猫の気持ちが分るかもしれませんよ。
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