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お麩がサクサク衣に!「東坡豆腐」【中嶋シェフに教わる和食3】

お麩がサクサク衣に!「東坡豆腐」【中嶋シェフに教わる和食3】
投稿日: 2016年1月15日 更新日: 2017年10月27日
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主婦の友社のお料理の本からベストレシピをセレクト、スタッフが自分で...
9年連続でミシュランの星を獲得している名店「新宿割烹 中嶋」の中嶋貞治シェフから、ちょっとの手間と工夫でおいしく仕上がる和食のコツを教わります。

「今回は、”なにげにおいしい”と評判の揚げ出し豆腐です。とうばどうふ、と読み、衣には砕いたお麩を使っています。この黄金色に輝く衣の香ばしさが、たっぷりかけたあんにあいます。粉だけの衣よりずっとおいしくなる。お麩の衣はふぐの白子、真だらの白子にもよくあい、星岡茶寮では”琥珀揚げ”という名前で出していました。豆腐はきちんと水切りしなくても、ざっと水分をとれば大丈夫ですよ」

材料(2人分)

豆腐(もめん)  1/2丁
ししとう     4本
焼き麩      1/2袋
片栗粉      適量
溶き卵      1個分
揚げ油      適量
もみじおろし   適量
A・だし汁(白だし) 150ml
A・みりん      大さじ1
A・濃口しょう油   大さじ1
A・水溶き片栗粉   適量

1・豆腐の水をきる

豆腐は4等分に切って、ペーパータオルで包み、軽く水気をきる。

2・焼き麩をおろす

フードプロセッサーで細かく砕く。ない場合は、おろし金でおろすか、麩を袋に入れ、上から麺棒でつぶす。

3・揚げる

3・揚げる

豆腐に片栗粉、溶き卵、2の順に衣をつけて、170℃に熱した揚げ油で色よく揚げる。ししとうは素揚げにする。

4・あんを作る

4・あんを作る

鍋にAの材料を入れてひと煮たちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつける。

5・盛りつける

5・盛りつける

器に3を盛り、4をかけ、紅葉おろしを添える。

4でつけるとろみで、白いごはんにぴったりのおかずになります。和食の世界では葛を使いますが、ご家庭では片栗粉で。また、今回はヘタを取ってかくし包丁をいれたししとうを素揚げにして添えましたが、青みは季節のお野菜で。夏なら刻んだ大葉もいいですし、もみのりとしょうがをあわせてもおいしいです。

*profile*

*profile*

中嶋貞治・1956年 東京都生まれ。北大路魯山人主宰「星岡茶寮」の初代料理長だった祖父、「新宿割烹 中嶋」を開いた父と、料理人一家に生まれ育つ。京都で修業を重ねた後、1980年、父親の後を継ぎ、「新宿割烹 中嶋」の二代目店主となる。

このシリーズは、社食運営の国内最大手「エームサービス」の、プロ向け講習会を取材しました。美味しく健康的なメニューに定評あるエームサービスが、中嶋シェフが会長をつとめる「超人シェフ倶楽部」とコラボ、「おとなの食育プロジェクト」として展開する取り組みです。ぜひチェックを。



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