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必見・名店のだしが自宅で簡単にとれる!「1・5番だし」【中嶋シェフに教わる和食1】

必見・名店のだしが自宅で簡単にとれる!「1・5番だし」【中嶋シェフに教わる和食1】
投稿日: 2016年1月13日 更新日: 2017年10月27日
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主婦の友社のお料理の本からベストレシピをセレクト、スタッフが自分で...
日本料理の名店「新宿割烹 中嶋」の中嶋貞治シェフから、ちょっとの手間と工夫でおいしく仕上がる和食のコツを教わります。第一回の今回は和食の基本、だしのとり方を。

「お吸い物には一番だし、煮物には二番だしを使いますが、ご家庭で使いやすいよう僕が考案したのがこの『1・5番だし』です。だしが多少濁っても気にしなくていい。かつおと昆布のだしは熱とともに香りが一瞬で逃げますから、人数分だけその都度だしをとり、とったらぱっと蓋をしてください」。

材料(4人分)

昆布(利尻) 10㎝角1枚
水 1リットル
かつおぶし 30g

1・準備

昆布は乾いたふきんでふき、汚れを落とす。

2・火にかける

鍋に水と昆布を入れて中火にかける。昆布がゆっくり広がったら、かつおぶしをほぐしながら入れる。

3・煮る

フツフツとわいてきたら、火を弱めてアクをすくい、湯の表面がゆらゆら揺らぐようなとろ火で、3~5分煮だす。

4・漉す

ざるにペーパータオルなどを敷き、ゆっくりと漉す。絞ったりせず、だし汁が自然に落ちるのを待つ。

白だしの作り方は

■だし700mlに薄口しょうゆ、みりん各50mlを加え、火にかけ沸騰させてアルコール分をとばし、そのまま冷やせば白だしのように使えます。

■密閉容器に入れ、冷蔵庫で1週間(夏場は3~4日)保存可能。

中嶋シェフより

「僕がいまいちばん強く思っていることは、日本料理と家庭料理の距離を縮めていくこと。ちょっとの手間と工夫を加えれば、ご家庭で本格料理ができます。元気になれるお料理を作りましょうよ」

*profile*

*profile*

中嶋貞治・1956年 東京都生まれ。北大路魯山人主宰「星岡茶寮」の初代料理長だった祖父、「新宿割烹 中嶋」を開いた父と、料理人一家に生まれ育つ。京都で修業を重ねた後、1980年、父親の後を継ぎ、「新宿割烹 中嶋」の二代目店主となる。

このシリーズは、社食運営の国内最大手「エームサービス」の、プロ向け講習会を取材しました。美味しく健康的なメニューに定評あるエームサービスが、中嶋シェフが会長をつとめる「超人シェフ倶楽部」とコラボ、「おとなの食育プロジェクト」として展開する取り組みです。



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