2015年4月。小学校の児童の母親2人が相次いで自殺をするというショッキングな出来事がありました。
自殺の原因の一つと言われているのが、ママ友同士でのLINEのやりとりです。
子供のいじめについてのやりとりがきっかけで、ママ友にLINEで陰口を言われるなどのいじめに、発展したことが自殺に繋がったと言われています。
PTAや保護者会での連絡ならまだしも、ママ友の自慢話やグチに付き合わなければならず、苦痛に感じている方も多いようです。
LINEは送られてきた内容を確認すると【既読】の表示がされます。
当然、送った相手は自分が送った内容が読まれているかどうかすぐに分かるのです。
内容を確認したのに返信をしないでいると、「既読が付いているのに返事がない」「既読無視されている」「○○さんは私がLINEを送ってもいつも無視をする」
こんな風に言われてしまうこともあります。
文句や陰口を言われるのが嫌で、なるべく早く返信をするようにしていても、ダラダラと家族や仕事に対する愚痴や、まるで日記のような内容が送られてくると返信に困ってしまいますよね。
必ず返信をしなければならないというルールはありませんが、相手によっては返信をしないことを不快に思ったり、それがきっかけでママ友同士のトラブルに発展することもあります。
LINEには、複数とやりとりできるグループトークの機能があります。
仲の良いママ友数人でグループを作り、ワイワイとやりとりをする方も多いようです。
まるですぐ近くでおしゃべりをしているような、楽しい気分になれるのですが、グループトークならではのトラブルも。
「他のママさんの陰口を言うためのグループトークになってしまっている」
「○○さんはいつも化粧が濃いとかファッションセンスがおかしいとか、ただの悪口を延々とやりとりしてる」
「グループから抜けたいけど、自分が抜けたら仲間外れにされそうで不安」
「自分以外のママたちがよく分からない話で盛り上がっていて、自分は蚊帳の外状態になることがある」
など、グループトークの悩みを抱えているママは少なくないようです。
また、「最近グループトークが無いと思っていたら、自分以外で新たにグループを作っていて、他の人はみんなそっちで楽しんでいた」なんてことも。
仲間外れにされることを恐れたり、あるいはすでに仲間外れにされていたりと、これもLINEならではのトラブルと言えます。
いかがでしたか?ママ友同士のLINEトラブルをご紹介しましたが、必ずしもトラブルに巻き込まれるということはありません。
可愛いスタンプや写真を送り合ったり、LINEがきっかけでどんどん仲良くなるママ友もたくさんいます。
もしも、そこまで深い仲になりきっていないママ友から、返信に困るような内容が送られてきても、いちいち反応せずスルーをしてもいいのではないでしょうか。
必要なことにだけ反応しておけばなんの問題もありません。
グループトークで悪口合戦になったら、グループを抜けるという選択肢もあると思います。
「最近忙しくて全然見れないんだよね〜だから申し訳ないけどグループ抜けるね」と一言伝えれば角を立てずにグループから抜けられるでしょう。
万が一仲間外れにされることがあったとしても、そのようなグループから抜け出せれてラッキーと思いましょう。
LINEトラブルに巻き込まれないために、LINEはあくまでも連絡手段の一つと割り切り、大人の付き合いを心掛けるよう気をつけてください。
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