密室になる飛行機は、「赤ちゃんがぐずったり、オムツ替えをする時はどうしたらいいの?」と、ひるんでしまいがちですが、言うまでもなく飛行機は、一番の時間短縮になることと、そうした不安を払拭するために各航空会社や空港はありとあらゆるサービスを用意してくれているので、実はとても安心なのです。
まずは空港。飛行機にベビーカーを預けてしまっても、空港内専用のベビーカーの貸し出しがあるので、広い空港内も移動に困ることはありません。また、ほとんどのお手洗いにはオムツ替えシートが完備されています。調乳できるお湯を提供する赤ちゃんルームや、赤ちゃんが遊びながら飛行機を待てるエリアもあるので、時間潰しもできそうです。さらに搭乗する際には、優先で案内してもらえるというのも助かるサービスです。
そして飛行機の中では、事前に申請しておけばバシネット(赤ちゃんのベッド)の使える席や長距離であればベビーフードにオムツなどのサービスも受けられます。飛行機の離着陸に耳抜きができないことが不安であれば、授乳ケープやミルクを用意しておいて、離着陸時に水分を採れる態勢にしておけば、耳抜きができない赤ちゃんでも安心です。
自宅や帰省先が空港から遠い場合は、やはり新幹線が便利。新幹線がある駅にはほとんどベビー休憩室が備わっています。また、駅のお土産屋さんに売られている新幹線グッズや、シール帳などのちょっとしたおもちゃで遊んだり、普段見られない電車に会えたりすれば楽しいもの。電車好きの子供なら、憧れのドクターイエローを発見しただけで一生の思い出になるかもしれません。
新幹線内で授乳が気になる場合は、電車内に多目的室という部屋があります。事前予約はできませんが、車掌さんに「授乳のために使わせてもらえますか。」と声をかけると空いていればすぐに使わせてもらえます。年末年始は混雑が予想されるので、早めに声かけをすれば安心ですね。ホームでお迎えのおじいちゃん、おばあちゃんに会えたりすると、ワクワク感のある旅になりそうですね。
動くプライベートルームのマイカー。赤ちゃんが泣いたりぐずったりしてもすぐにサービスエリアやパーキングエリアで休憩できるので、マイペースで移動することができます。さらに最近のサービスエリアでは赤ちゃんが快適にドライブできるような嬉しい配慮がたくさん。オムツ替えはもちろん、調乳用のお湯や個室の授乳室がある場所もあります。少し歩けるようになってきたら小さな公園が併設されている場所もあるので、自分が通る高速道路のサービスエリアをチェックして、お昼寝時間も組み合わせてプランしながらドライブするのがオススメです。大人にとってもサービスエリアはその地の名産などを楽しめるいい機会。時間にこだわらずゆっくりと旅を楽しみたい家族はマイカーやレンタカーで帰省してみては。ただ、赤ちゃんにとって、チャイルドシートに固定されての長時間のドライブはかなり疲れるもの。赤ちゃんの様子を見ながら、休憩回数を多くとることを忘れないようにしましょう。
いろいろな帰省方法はありますが、子どもの性格や体調などによって検討すると、移動方法も決めやすいですね。いずれにしても無理のないスケジュールで、道中気をつけて楽しい帰省にしてください。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます