「おにぎりパン」とは、見た目がおにぎりのようなパンのことです。しかも、材料にもご飯が使われているので、さらにおにぎりっぽさが増した、モチモチのパンです。
ネット上では、おにぎりの形をしたパンだけの人もいれば、本物のおにぎりのように、具材を中に詰めて焼いたパンを作っている人もいて、可愛らしい見た目と、いろいろなアレンジが楽しめるということで話題になっています。日本人として、この見た目に懐かしさや癒しを感じる人が多いのかもしれませんね。
それでは早速作ってみます!
<材料>(8個分)
●きんぴらごぼう
ごぼう・・・1/4本
にんじん・・・1/3本
酒・・・40cc
砂糖・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1.5
ごま油・・・適量
いりごま・・・適量
●パン生地
強力粉・・・200g
冷やご飯・・・100g
砂糖・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2
バター・・・10g
水・・・140ml
ドライイースト・・・5g
焼き海苔・・・適量
今回は、きんぴらごぼう入りにしてみました♪
1.まず、きんぴらごぼうを作ります。
ごぼうは洗って泥を落とし、幅3mmくらいの千切りにしたら、数分間水にさらしてざるにあげます。
2.にんじんもごぼうと同じく、千切りにします。
3.ごま油を熱したフライパンで、ごぼう、にんじんをしんなりするまで炒めます。
4.しんなりしたら、酒を入れて全体にからめ、さらに砂糖、しょうゆ、みりんを加えて混ぜ、煮汁が少量残るくらいまで、煮詰めます。
香ばしい香りが漂って、このままパクパク食べたくなりますが、ガマンガマン・・・。
5.火を止めたら、しばらく広げて冷まし、最後にいりごまをかければ、きんぴらごぼうは完成です。
良い感じの照りが出て、美味しそうに出来ました!
6.続いて、パン生地を作っていきます。
焼き海苔以外の材料をホームベーカリーのパンケースに入れ、パン生地コースをスタートさせ、一次発酵までします。(冷やご飯はケースに直接、イーストは専用投入口がある場合はそこから入れます。)
冷やご飯を入れるのは、熱いとイースト菌の働きがが弱くなるためです。
7.生地が出来たらケースから取り出し、軽くガス抜きしたら8等分して丸めなおし、ぬれ布巾をかけて10分程ベンチタイムを取ります。
8.手で軽く押さえてガス抜きしたら、10センチくらいに丸く伸ばし、中央に具材をのせます。
周りの生地に具がつくと油分で閉じにくくなるので、具材は中心にのせるようにしましょう。
9.丸の上半分の両側を中央に持ってきてとじ、下の辺もくっつけてしっかりとじ、とじ目を下にしてクッキングシートを敷いた天板に並べます。そこにぬれ布巾をして、40℃で30分二次発酵させます。
10.生地が2倍くらいの大きさになったら、焼き海苔の裏面(ザラザラ面)に水をつけて、生地の下側面から中央に向けて貼り付けます。
生地の下に海苔が入ると、焼いた時に生地がおさえられて形が崩れてしまうので、生地の下に入らないように気を付けましょう。
11.190℃にオーブンを予熱し、180℃に下げて15分程焼けば完成です!
おにぎり達がぷく〜っと膨れてきました!
まず見た目は、白い生地にほんのり焼き色がついて、まるで焼きおにぎりのようになりました♪生地自身にご飯を混ぜ込んだのがわかるように、少しつぶつぶも残って見えているので、余計におにぎりっぽく見えますね。
食べてみると、生地は見た目以上に柔らかくモッチモチ+ちょっと残ったご飯粒の食感も楽しい♪そこに、しっかりめに味付けしたきんぴらごぼうの味が染み込んで、かなり美味しい!!モチモチ生地と、きんぴらごぼうのシャキシャキした食感もうまくマッチしています。
いわゆる、お惣菜パンと呼ばれるものになると思うのですが、見た目からおにぎりだと、またそれとは違った、新感覚のパンに思えました。あと、ご飯が入っていることもあってか、腹持ちも良かった気がします。
このおにぎりパンは、味が美味しいのはもちろん、やはり見た目のインパクトが大で、朝食に息子に出した瞬間、「何これーー!」って大はしゃぎしていました。かなりウケの良いパンなので、こっそりお弁当に忍ばせても楽しいかもしれません。
また、中身の具材も本当になんでも合いそうなので、ぜひお好みの具材を入れて「おにぎりパン」を楽しんでみて下さい☆
具材は、きんぴらごぼうの他にも、ツナマヨ、ひじきの煮物、明太子、昆布の佃、シャケフレークなど、おにぎりに入っていそうなものならなんでも合います。ただ、水分の少ないものにし、味は濃いめにするのがポイントです。おにぎりの具材+チーズやマヨネーズなどをちょい足ししても美味しいですよ。
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