「乾物をヨーグルトでもどす」と聞いて意外に思われた人もいるかもしれません。実はこの組み合わせ、より高い栄養価を得るための最強タッグなんです!
材料の水分を抜いて乾燥させた「乾物」は、その過程で葉酸やビタミンB群、特にビタミンCが多く失われてしまいます。しかし、ミネラルや食物繊維などは凝縮して残るので同じ量を生で食べたときと比べると乾物の方がより効果的に、たくさん摂ることができます。
乾物の多くは水やぬるま湯でもどしてから調理を行いますが、このとき乾物の残った栄養素も水に溶けて流れ出してしまいます。
「ヨーグルトもどし」なら、乾物とヨーグルトの栄養をまるごと摂ることができちゃいます。
乾物全体が浸るくらいのヨーグルトをまぜたら、タッパーや保存袋で一晩(8時間以上)つけ置くだけでOK。切り干し大根やドライマンゴーなどの野菜・フルーツ類の乾物は約3~5倍、干しわかめや寒天などの海藻類は約8~10倍の重さのヨーグルトでもどすのがコツ。残ったヨーグルトもすべて食べられます。
写真は10gの干しわかめと棒寒天1/4本に対し、プレーンヨーグルト250gでつけたもの。
はじめて試す人にぜひおすすめしたいのが、生春巻きレシピ。
水分の抜けたヨーグルトはクリームチーズのような味わいになり、ぬってそのまま具をのせて巻くだけなので、手間もかかりません。
生春巻きの皮を平らな面に置き、1枚につきスプーン1杯分のプレーンヨーグルトをのせ広げ、2分ほど置いてやわらかくもどったらお好みの具を入れて巻きます。
今回レシピをお試ししてくれたママモデルも、その美味しさに絶賛の声。
「ヨーグルトでもどすと聞いて全く味の想像ができなかったけれど、全然すっぱくないしむしろ独特の風味が爽やかで食べやすいかも。これならいくらでも食べられそう(小宮真美さん/Comoモデル)」
「高野どうふや干しわかめなど、デザート系以外にも使えることにびっくり! 数日たったヨーグルトって酸味や水気が出て苦手にしていたけれど、そのまま乾物を入れるだけでいいし、何よりおいしくてハマりそう(佐藤かおりさん/Comoモデル)」
『ヨーグルトでもどす魔法の乾物レシピ』
地味、煮物ばかり、面倒くさそうという乾物の印象が覆るヨーグルトでもどす乾物レシピ集。ヨーグルトの風味を活かして、和食だけでなく洋風からエスニック、スイーツまでご紹介。
2015年9月14日発売 800円+税
監修:DRYandPEACE、 佐藤 秀美
幅広いレシピ展開は、ヨーグルトの食べ方として新定番になりそう!
Comoモデルによるお試しルポはComo10月号に掲載中です。
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