「水漬けパスタ」とは、乾麺のパスタを茹でる前にあらかじめ1時間以上水につけておくと、その後、ゆで時間たった1分で生パスタのような食感のパスタが出来るそうなんです。
通常だと10分弱かかるのに1分とはビックリですよね。ちなみに、パスタの太さによって水につける時間が異なってきます。
1.4mm → 60分
1.7mm → 90分
1.9mm → 120分
を目安にすると良いそう。
水漬けパスタの下処理に必要なもの、それは・・・
・乾麺のパスタ・・・100g
・水・・・300cc
の2つだけ!
なーんにも特別なものは必要ありません!
では水漬けパスタの作り方をご紹介します。
1.乾麺パスタを細長い容器などに入れ、そこに水を入れて目安の時間までつけておきます。
我が家にはなかったのでパスタがそのままの長さで入るこのようなバットに入れましたが、もしあればパスタ保存ケースのような細長い容器を使うと便利です。
2.時間になったら水けを切ります。
乾麺と水につけたものとを見比べてみると、水につけた方は色が白くなり、ふにゃふにゃに柔らかくなりました。あまりパスタっぽくないですね^^;
3.あとは沸騰したお湯に2を入れて、再びお湯が沸騰してから1分間ゆでれば完成!
元々湿っているパスタを沸騰したお湯に入れると一度お湯の温度が下がるので、再度沸騰した状態から1分間ゆでましょう。
水漬けしたことで色が黄色から白に変わり、箸で持ち上げるとこんなに柔らかくなっていたものが、1分間茹でると再び黄色に戻り、見た目的には通常のゆで方をしたパスタとほとんど変わりませんでした。
ただ、食べてみると「これがたった1分ゆでたものなのか!?」と疑ってしまうほどプリプリ&モッチモチで、確かに生パスタっぽい!!しかも、普通にスーパーで買ったパスタがちょっとリッチなパスタにさえ感じてしまうほど♪
通常のゆで方のパスタではここまでのモチモチ感は出ていなかったので、これがたった1分で出来るなんて驚きと感動です☆
せっかくなので、この水漬けパスタを使ってパスタ料理を1品作ってみました。
材料は最後をご覧下さい。
1.ベーコンは1cm幅に切り、青じそは粗くみじん切りにしておきます。
2.フライパンにバターを熱してベーコンを炒めます。
3.2にゆでた水切りパスタと青じそを加えて和え、最後に塩を振って味を整えれば完成!
同様の手順で通常の表示通りにゆでたパスタでも作ってみました。
ちなみにどっちが水漬けした方かわかりますか?
実は左が通常、右が水漬けパスタなんですが見た目の違いってほとんどないですよね。でも食感にはしっかり違いがありました!
通常の方はまあいつも通りの硬すぎず柔らかすぎずの、いわゆるアルデンテだったのですが、水漬けした方は味付けしなかった時と同じく、モチモチして良い感じの噛み応えがあり、調理してもしっかり生パスタ感は残っていました☆
名前を見た時の「ん?ちょっと美味しくなさそう。。。」という不安を見事に裏切ってくれた「水漬けパスタ」。一度このモチモチ感を知ってしまったら、もういつものゆで方じゃ満足出来なくなってしまいますよ。
ほんのちょっとの裏技でここまで美味しく&かなりの時短になるなら、やらないという選択はないはず!
ただ、食べたい時にすぐには出来ないので、食べる時のことを楽しみにしながら早めにパスタを水に漬けておきましょう♪
実はこの水漬けパスタの嬉しいところがもう1つ。なんと、長時間漬けたからといって柔らかくなりすぎることはないんです!だから、朝漬けておけば昼や夜に1分茹でればすぐに食べられます♪そして、さらに水漬けの状態であれば冷蔵庫で3日間、水けをとってラップに包んで冷凍すれば1ヶ月ほどは保存可能というのも嬉しい限り☆
なお、パスタ以外の他の乾麺には麺のコシをだすために塩が練り込まれているため水漬けすると塩辛くなるのであまりオススメしません。
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