刺し身の横に添えられている菊は、彩りを添える飾りとしての役割がありますが、日本では食べられる菊と観賞用の菊が区別されています。
食用菊は、おひたしや甘酢漬けなどにして楽しまれることも多く、口にしても問題はなく、安心していただくことができます。
市街地の道端などでよく見かける雑草、ノゲシ。
トゲトゲしい見た目から、あまり食べようとは思いませんが、海外の一部の地域では食用として親しまれていることもあるそうです。→仲間のオニノゲシのように棘が強い種類など、食用に向かないものあります。
下ごしらえ
塩をひとつまみ加えた熱湯で、5分ほどゆでます。
その後、冷水に5~6分さらします。
苦味が気になる場合は、さらす時間を少し長めにすると食べやすくなります。
作り方
茎ごとサッとゆがき、水気をしっかり絞ります。
食べやすい大きさに切って盛りつければ完成。
ほんのりとした苦味も、野草ならではの味わいです。
ただし、食べる際には下ごしらえがとても大切。道端のものは衛生面の問題もあるため、野草を口にする際は十分な注意が必要です。
雑草の中には、菊のような花や色合いをしたものも多く見られます。春のこの時期には、ノボロギクなどキク科の雑草があちこちに生えていますよね。
この画像のノボロギクには、「ピロリジジンアルカロイド」という有害成分が含まれており、毒性があることで知られています。
そのため、いざという時でも「キク科だから大丈夫そう」「似ているから食べられそう」と安易に口にするのは危険です。野生の植物を食べる際には、十分な注意が必要ですよ。
春になると、うじゃうじゃと色々な場所から、こんにちは!してくれる、どこか憎めない逞しい雑草さんです。
このほかにも、食べられないキク科の植物は意外と多くあります。 刺身に添えられている菊が食べられるからといって、見た目が似ている植物を安易に口にするのは控えましょう。
ちなみに、菊には「高貴」「高潔」「長寿」「信頼」といった花言葉があり、日本では古くから縁起の良い花として親しまれてきました。食用菊も同様に、「誠実」や「真実」といった前向きな意味を持つとされ、見た目の美しさだけでなく、意味合いの面でも魅力を感じられる存在です。
食べても、そっと愛でるだけでも、どちらでも楽しめる存在ですが、少し調べてみると新しい発見がありました。
今回はそんな小さな気づきを、プチッとですがお届けしました。
この情報が、どなたかの毎日にほんの少しの豊かさを添えられたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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