人間の嗅覚というのは、とても不思議な感覚です。
ふとした香りが、昔の記憶や感情を鮮明に呼び覚ますことは、誰にでも経験があるのではないでしょうか。
私も、沈丁花の香りを嗅ぐと、幼い頃の記憶がふわっと蘇るんです。
小学生の頃、おぼろげな記憶ですが、家に入るときちょうど鉢植えの沈丁花があってね、そのやさしい香りに包まれていたことを思い出します。
この名前は、フランスの作家マルセル・プルーストの代表作『失われた時を求めて』に由来しています。
昔の人々も、同じような体験をしていたのだと思うと、なんだか親しみが湧いてきますよね。
時代を超えて共感できる現象だと思うと、心がほっこりと温かくなります。
嗅覚は五感の中で唯一、嗅細胞から嗅球を経て大脳辺縁系に直接つながっており、この領域は本能的な行動や喜怒哀楽などの感情をつかさどっています。
そのため、香りは感情や記憶と深く結びつきやすいそうです。
幼い日の私を見守ってくれていた、誰かのあたたかなまなざしにまでたどり着けた気がして~
沈丁花に、そっと感謝したくなりました。
香りが、こうして人の記憶とやさしく結びついていると思うと、本当に不思議で愛おしく感じます。
こちらの情報が、どなたかの小さな豊かさにつながりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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