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北海道の郷土料理<鮭の飯寿司>を仕込みました!

北海道の郷土料理<鮭の飯寿司>を仕込みました!
投稿日: 2025年12月22日 更新日: 2025年12月21日
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<工房の女将さん>をやりながら<ラテン>を歌ったり<けったいなあみ...
祖父母と母が北海道出身なので、東京で暮らしていても食卓にはよく北海道の料理が並びました。
特に年越しや新年のお祝いにはこの<鮭の飯寿司>が欠かせなくて
今では喜んでくれた年寄りがみんないなくなってしまって、寂しいですが
私が頑張れる限りは作って、北海道出身の方にお裾分けをしています。

飯寿司というのが、後の寿司の始まりの形だそうです。
お米と魚の取り合わせのルーツなのだと思います。

材料 (ジプロックの保存容器大小2個分)

  • 塩鮭<今回通販の冷凍を使ってみました> :適量
  • 調理酢<私はカンタン酢を使いました> :適量
  • 大根 :1本
  • 人参 :1本
  • 生姜 :1つ
  • ゆずの皮 :1個分
  • 赤唐辛子 :少々
  • 板昆布 :2~3枚
  • 日本酒 :少々

通販でこんな塩鮭を見つけました!

通販でこんな塩鮭を見つけました!

毎年鮭を一尾買って来て3枚におろすのがとても大変で
骨のところが綺麗にできなくて苦戦していましたが…

今年は通販でこんな骨を取ってある画期的な切り身を見つけて
さっそく使ってみました。

*有塩と無塩の両方販売していました。

容器に板昆布を敷いて、日本酒をかけておきます。

容器に板昆布を敷いて、日本酒をかけておきます。

鮭は半解凍くらいで薄切りにしたらとても綺麗に切れました。

鮭は半解凍くらいで薄切りにしたらとても綺麗に切れました。

今までは骨の辺りがボロボロになったのですが
骨を取ってあるので切りやすいです。
後から重しを乗せて漬けるのであまり薄すぎない様に切ってください。

容器に重ねながら調味酢をかけていきます。

容器に重ねながら調味酢をかけていきます。

この状態で最低でも一晩は漬け込んでください。

この状態で最低でも一晩は漬け込んでください。

大根と人参の千切りは塩で揉んで水気を切っておきます。

大根と人参の千切りは塩で揉んで水気を切っておきます。

水っぽくなるので水で流さずにそのまま使います。

生姜の千切りは少し水にさらしました。

生姜の千切りは少し水にさらしました。

炊き立てのお米に麹を混ぜて行きます。

炊き立てのお米に麹を混ぜて行きます。

麹を混ぜながら調味酢も加えて酢飯の感じにします。

麹を混ぜながら調味酢も加えて酢飯の感じにします。

この時に鮭の塩の加減が足りないようでしたら塩を加えてください。
ご飯と一緒に食べるので、ご飯にも味付けが必要です。

一晩漬けた鮭です。

一晩漬けた鮭です。

脂が出て少し白っぽくなっています。

昆布の上にご飯、大根人参を乗せます。

昆布の上にご飯、大根人参を乗せます。

その上に鮭を並べて、またご飯を乗せて上まで繰り返します。

その上に鮭を並べて、またご飯を乗せて上まで繰り返します。

一番上は柚子の皮の千切り、生姜の千切り、赤唐辛子も乗せて

一番上は柚子の皮の千切り、生姜の千切り、赤唐辛子も乗せて

ラップをして蓋をしたら冷所で漬け込んでください。

ラップをして蓋をしたら冷所で漬け込んでください。

上に重しをして漬け込みますが
私は重ねてから大きな缶詰や重たい大根などを乗せてベランダに置いてあります。
水が上がるので下に受け皿を用意した方が安全です。

昔は1か月も前から漬けていましたが、今は2~3週間で良いと思います。

コツ・ポイント

我が家でも私が作らなくなれば誰も作る人がいなくなります。
郷土料理は市場でも販売されていますが大変高価で、中身はほんの少ししか入っていません。
出来れば残して欲しいけれど、せめて作り方だけでも残して行こうと思います。


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