折角なのでこの時に並んでいたカマスについて教えていただきました。
カマスはスズキ目カマス科の海水魚で、体長20〜50cmほど。細長い体でサンマのように見えます。
選ぶポイントは、目が澄んでいること、腹に張りがあること、身に厚みがあること、尾ひれの付け根がふっくらしていること。
調理法は刺身・塩焼き・干物・フライ・天ぷら・煮付けなど。
写真のカマスは、立派なカマスでしたのでシンプルな塩焼きがおすすめされました。
この日は、他にぶりや真さばも入荷していました。
「ご近所で天然魚クエスト」で以前いただいた真鯛は、【しょうがが香る鯛めし】へ。
我が家では、定番の鯛めし。
鯛の脂のりが良かったのでしょうがをしっかり効かせてほどよくさっぱりな仕上がりに。
小ねぎを添えたり、切った三つ葉を添えたり、新ごぼうの季節には、新ごぼうを入れたり。
その時に扱う鯛により具材を変えて楽しむのが我が家流。
立派な鯛。塩焼きにすると身はふっくら。
炊いたごはんには、真鯛のうま味が入りしみじみおいしいー。
切り身も美味しいですが届いた天然魚をそのまま味わうとより醍醐味を実感できます。
お魚も下処理してもらえるお店があれば、家庭でのハードルはぐっと下がります。
ご参考までに簡単ですが作り方も記載しておきます。
【材料】
・米2合・真鯛1尾・真昆布(5cm×5cm)1枚・しょうが1かけ(細千切り)
・【A】醤油大さじ1・酒大さじ1・塩小さじ1/4・水370ml
1.鯛に塩(分量外)をふり、10分おいて水分を拭き両面焼く。
2.ごはんをとぎ【A】と昆布と共に鍋に入れ、30分おく。冬なら1時間程
3.しょうが・昆布・鯛の順で入れ、中火にかけ沸騰させたら蓋をし、極弱火で10分~12分加熱。
4.火を消してそのまま15分蒸らす。昆布と鯛をはずし、頭と骨をはずして身をほぐし混ぜて出来上がり。
※昆布は、お好みのものでどうぞ。
届いてから冷凍した鯛は、下処理がしっかりされていたので解凍してもドリップも少なく臭みなく届いた時と変わりないほど。冷凍でもおいしく召し上がれることは、嬉しい利点です。
■天然魚と養殖魚の特徴と活かし方
天然魚は旬の味わいが豊かで身が締まり、魚本来の美味しさを存分に楽しめるのが魅力です。
特別感もあるため、記念日や旬の魚を味わいたいときにぴったり。
対面販売や魚屋さんのアドバイスを活用すれば、新鮮な状態で手に入れやすく家庭でも
安心して調理できます。
一方、養殖魚は一年中安定して手に入り、脂がのって味も安定しています。
価格も手頃で扱いやすく日常の食卓や手軽な魚料理に最適。
天然魚と組み合わせると味や食感の変化も楽しめます。
身近に魚を取り入れることは、美味しさを楽しむだけでなく生産者さんの応援にも繋がります。
旬や特別感を味わいながら日々の食卓で魚を楽しむことで次へとつなげる「食べて応援」が
できたら素敵ですね。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます