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エシカルな取り組みを発信するイベントで、2024年からは商業施設やオフィスなどの空間づくりを行う株式会社船場と、多様な体験を統合的にデザインし企業などのマーケティング課題の解決を行う株式会社博展とで共催されています。
今年は“TOKYO ETHICAL CITY”をテーマに、トークセッションやワークショップ、マルシェなど、都市全体での循環や共生を形にする様々なコンテンツが企画されていました。                    
 
                        
                    素材開発・製造・流通・情報設計・教育・社会課題に挑む事業支援など、様々な領域のエシカルデザインを展示する場も設けられていました。
それぞれ背景にあるストーリーや製造プロセスの工夫、サービスの構築や地域との共創などが図や模型を使って説明されていて、わかりやすく、見応えがあります。
その展示の中でも一際目を惹いたのが、俳優の小澤征悦さんが自ら発起し、ディレクターとなったアパレルブランド「AKAPAN(アカパン)」。                    
 
                        
                    父・小澤征爾さんが赤い下着を身につけていたことから小澤さん自身も長年赤い下着しか身につけない生活を送っており、「どうせなら自分が求める最高の赤い一枚を作りたい!」という想いからスタートしたというこちらのブランド。
アンダーウェアの素材には、日本最大級のオーガニックコットン普及プロジェクト「ORGABITS(オーガビッツ)」のコットンを使用し、さらにORGABITSの活動を通じて、売上の一部を環境保全活動団体などに還元するというエシカルなプロジェクトブランドなんだそうです。
現在は男性用のアンダーウェアのみの展開となるそうなのですが、今後はユニセックスやキッズ、アンダーウェア以外のアイテムの展開も考えているとのことです!                    
                            小さなことから、大きなことまで、エシカルを身近に感じ、考え、自然と楽しみながら学べるイベントとなっていました。
来年以降の開催にも、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。                        
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