
我が家で一番身近なのはスーパーマーケットの鮮魚コーナーです。
日本海に囲まれた石川県、地元産の鮮魚が多く並びます。
「石川県産」「金沢港」「輪島港」などのシールが貼ってあるものも。
「朝どれ」シールにはいつも心惹かれます!
この日並んでいた中には、養殖のものはほとんどありませんでした(お刺身用のさくだけ)。
干物などの加工品や貝類以外はほぼ石川県産。
こぞくら、甘エビ、サバ、アジ、メギス、ヤリイカもありました。
県外産では、富山県産(お隣の県なのでよく見かけます)島根県産は貝類、北海道産のサンマもありました。
どの魚もキレイで新しそうです。
この日はアジを買いましたよ。
魚を買う際は「これを買おう!」と決めていくよりも、その日売り場に並んでいるものを見て決めることが多いです。
特に旬の魚などは美味しくてお手頃なので、お店も自信を持ってアピールしていて手に取りやすいです。
下処理もしてもらい、帰ったらすぐ調理できます。
ドラッグストアにも生鮮食品を扱うお店が増えていますが、中には鮮魚まで取り扱っているドラッグストアもありました。
実家の近くに鮮魚コーナーのあるドラッグストアがあるので、よく利用しているそうです。
金沢市民の台所、近江町市場。
観光地としても有名ですが、残念ながら我が家からは行きづらいので滅多に行くことはありません。
母の実家が近くにあった頃は、日々の買い物に利用していたそうです。私も小さい頃祖母と一緒に買い物に行った思い出があります。
建て替える前の、市場感満載の近江町市場だった頃、キラキラしたお魚や真っ赤なエビ、お店の人の威勢のいい掛け声がお祭りのようで、楽しくもあり怖くもあったことを覚えています。
久しぶりに行ってみようかな〜。
日本海に面する石川県。
金沢港付近はもちろん、加賀や能登など釣りスポットもたくさんあります。
実は我が家も夏になるとアジのサビキ釣りに海へ。
釣れるのは小さなアジですが、うまくいくとたくさん釣れます。
唐揚げにするととても美味しい!
小学生の息子はYouTubeで釣り動画をよく見ていて、下処理も手伝ってくれるようになりました。
また、釣り好きのご近所さんから釣れたお魚をいただくこともあります。
そのたびに、お魚の種類や下処理のやり方、おいしい食べ方を教えてもらったり、調べたりするのも楽しいです。
2024年1月1日の能登半島地震では、石川県能登地方を中心に大きな被害を受けました。
地震発生時、海底が隆起して陸地になった映像をよく見ました。
先日も、地震で隆起した部分で石川県の面積が増え、福井県の面積を超えたと報じられていました。
海岸の地形が大きく変化してしまったことで、能登の漁業は大打撃を受けたそうです。
一時は地元スーパーでも全く見かけなかった能登産、輪島港、七尾港などの文字。今ではまた並ぶようになりうれしく思いますが、元通りかというと決してそんなこともなく。
これからも能登の地震を忘れず、能登に出かけたり能登産のものを買ったりと、小さなことでも私にできることを続けていきたいなと思っています。
(写真は毎年買いに行く能登の牡蠣。
とてもおいしい。)
今回、天然魚クエストに参加することで、日本の漁業のこれからを考える機会をいただきました。
食卓に地元産の魚が並ぶのは、豊かな自然や文化、繋いできた人たちのおかげだなあと改めて感じました。
私ができることは、能登への支援と同じように本当に微々たることだけれど、まずはお魚をもっと食べよう(というか、おいしいのでもっと食べたい)と思いました。
そして、子どもたちにも漁業について少しでも知ってもらい、お魚を食べることのできるありがたさや、お魚の美味しさ、楽しさも伝えていきたいです。
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