「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉もある通り、地震や台風、洪水など災害はいつ起こるかわかりません。いざ起こった時に命と安全を守るため、必要な物資や水、食料を用意しておくと安心ですね。
ライフラインが途絶えたりするなど、物流が混乱して物品が手に入らなかったりすることも考えられるので、災害も意識した食料の保存はとても重要です。
災害に備える食料の保存(備蓄)の目安は3日~1週間分で、常温で長期間保存できる食品を選ぶのがポイント。
ご家庭の事情に合わせて、例えば乳幼児や高齢者・アレルギー疾患のある方など、それぞれの状況に応じた食品を用意することも大切です。
●食料の備蓄の例
主食/水、米、乾麺、カップ麺類、パックご飯、牛乳・シリアル
主菜/レトルト食品、缶詰
副菜/日持ちする野菜類、梅干し、のり、乾燥わかめ等、ジュース、調味料、インスタント味噌汁(スープ)、菓子類など
※調理のためのカセットコンロ、カセットボンベも用意
出典元:農林水産省『災害時に備えた食品ストックガイド』
食料の保存を始める際に気になるのは、いざ使うとなった時に、賞味期限が切れていたらどうしようということ。そこで、ぜひ実践したいのが「ローリングストック」という考え方です。
これは消費しながら補充するという循環を繰り返して、備蓄状態を保つ方法のこと。ふだん消費する食品を備蓄品と考えて、少し多めに買い置きし、賞味期限が近いものから消費し、消費した分を買い足すというものです。
備蓄のために時間や場所、費用をたくさん使うのではなく、ふだんの買い物の範囲で実施でき、買い置きのスペースをちょっと増やせばいいので、無理なく始められ、続けるのも簡単そうですね。
ふだんの食料は、必要なものを必要なだけ保存して、使いたい時にさっと取り出せることが大事。
まずは全体の量と種類を把握して、食料を缶詰、乾物などカテゴリーに分けましょう。
収納ボックスや小箱、かごなどを活用してカテゴリーごとにストックし、入れる時は賞味期限の近いものを手前に。できるだけ立てて収納すると取り出しやすく便利です。
収納する場所は、パントリーがなければ、スチールラックを用意したり、シンク下やシンク上の引き出しやラックの空きスペースを使ったりすると便利。
直射日光があたらない、涼しいところを選びましょう。
災害時だけでなく、病気やケガなどいざという時にあって良かったと思えるものといえば、おかず定期便FitDishのような、パウチに入った冷蔵宅配食も、「あってよかった」と思える食品。
買い物に行けない時も、FitDishを電子レンジで約1分加熱すれば、おいしい食事を摂ることができます。ふだんからFitDishが冷蔵庫に入っていると、どのような時も安心。
危険な暑さに悩まされたこの夏、私たち研究員も、冷蔵庫に並んだパウチにずいぶん助けられました。
日常の暮らしの中で、また非常時への備えとして、食料保存をしっかりとおこなっておきたいですね。(研究員A)
FitDish 暮らしニスタ研究会
大阪ガスのパーソナライズおかず定期便「FitDish」の公式アカウントです。
「FitDish」は、あなたにぴったりの料理を、おまかせ診断の結果からバランスよくセレクト!すぐに食べられる冷蔵パウチでお届けするおかずの定期便です。
私たち「FitDish 暮らしニスタ研究会」では、食に限らず家事やライフスタイルなど、毎日の暮らしにまつわるさまざまなお役立ち情報を発信していきます!
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます