床の間に花を生けました。
腕に覚えが薄い、素人過ぎる私が生けました。
花は、小さな町のお花屋さんで購入したものです。
初めて入ったお店には、とても可愛く素敵なお花が勢揃い。うっとりする〜!
……なんですが、私の手には負えないとすぐわかる。
困ったな。
店主さんに「少ないお花で、簡単に生けることができて、豪華に見えるお花を探しています」と、ヘンテコな注文をしてみました。
すると「ちょうど、お花の先生が来ているから聞いたらどう?」と、先生を紹介してくれました。
いろいろ話しているうちに、まさか、まさかの個人指導を受けることに。そして!
2人の先生が私につきっきり!
「昨日、お教室だったんです」と、写真を見せてくれて、ほぼ同じ花材で指導していただきました。
短時間で覚えなきゃ。
緊張する〜!
先生は、「最低の決まりを覚えたら、あとは自由にお花を入れたらいいんですよ」と、気負わなくていいことを教えてくれました。
器の大きさ、花の長さ、種類、剣山の位置、花の位置など。
一回で覚えて生けるのは、私には難しかったですが、とても楽しかったです。
あとは支払い……いくらだろう…。笑
お花に値段が付いてなかったような?
しかも、お教室で使う珍しい花材で?
ハウマッチ?
生け方を覚えるのと支払いのことで、頭パンパン!笑
大汗かきました。
さてさて、
4種類のお花の合計は?
なんと!
センサンビャクゴジュウエン〜。
1350円でした。
安い!
驚いていたら、こちらのお花屋さんのご主人は安く販売されているとのことでした。それにしても安い!
先生のご指導とお花屋さんのおかげで、無事、お花を入れることができました。
見本の写真を貰うのを忘れたので、同じように出来たかは分かりませんが、なんちゃって風には生けられたのでは?と、自画自賛しています。
感謝感謝です。
ありがとうございました。
ロータスリリー
このお花を見て、「かっこいい!好き!」と私が言ったことから個人授業が始まった気がします。
とても珍しい、凛とした姿に惚れました。
ラン
自分では選ばない、豪華な花です。
このチャンスを逃したら、使うことがない!と思ってお願いしました。
リンドウ
見慣れたお花は、ほっとします。
先生曰く「リンドウは、切り方でいくつかに分かれるので便利ですよ」とのことです。
私も早速、二つに切り分けました。
さあ、どこを切ろう。
長さを決めるのに迷いが走りました。笑
パニカムスモークグラス
箒のようなグリーングラス。
これが気に入って「入れたい」「いいね」と、特別参加となりました。
コツ・ポイント
たまたま入ったお花屋さんで、たまたま来ていたお客さんの花道の先生。偶然が重なり、立派なお花が床の間にお花が入りました。
本当にありがたい、嬉しい一日でした。
先生の「自由に楽しんで!」の声かけが花を生ける楽しさになりました。
基本を少し知っておくと、形が簡単に決められるんだなと思いました。
出来は、個性かなと思えばグーですね。笑
出会いを大切に。
人もお花も。
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