そっと手に取ると柔らかなゴムの感触。
それがこのブタちゃんでした。
値札はなく、どこかのお子さんの忘れものかと辺りを見まわしても、子どもの姿もなく、どこにも値札は見当たらない。
ふっくらしたボディをそっと掴むと、
「ブゥー、ブゥー。」
低くて落ちついた鳴き声のブタさん。
一瞬で惹かれました。
両手に包み、ブゥーと鳴らしながら値札のないブタさんをレジに持って行きました。
レジにいらした店員さん。
「少しお待ちください。」と、店の奥へ向かいました。
戻ってきた店員さんに告げられたのは、この札を出され、「330円になります」とのこと。
(え!100円商品じゃないのか)
一瞬、考えがよぎるも、即、「買います!!」と私。
その日の買い物は、持っていたトートバッグにこっそり手を入れては、
「ブゥー、ブゥー。」
と、穏やかに鳴くブタさんに癒されながら帰路につきました。
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