ノウゼンカズラを育てるための基本知識についてまとめてみました。
鮮やかなオレンジ色の花が特徴的なつる性植物で、土質は特に選びませんが日陰だと花が咲きにくいため、日当たりの良い場所に3月中旬から4月に植えましょう。
花の蜜にはラバコールという成分が含まれており、肌が敏感な人やアレルギー体質の人はかぶれる可能性があります。9世紀には日本に渡来していた歴史があり、蜜が目に入ると失明するという迷信もありますが、これは中国から伝わった俗説です。
増やし方は挿し木ができ、前年に伸びた枝を3月〜4月に15〜20cm切り、切り口を1時間ほど水につけてから鉢に挿すと根が出やすくなります。
ノウゼンカズラの品種にはいくつかの違いがあります。
アメリカノウゼンカズラは花筒が長く赤みが強い花を咲かせるのに対し、ノウゼンカズラは花筒が短くより広がりのある花を咲かせるのが特徴です。
園芸品種によっては花の色が黄色やピンクなど原種とは違った鮮やかな色を持つものや、建物の壁を覆わせるのに特化したもの、模様がユニークなものもあります。
例えば黄色の「タカラヅカゴールド」、赤色の花脈が走る「オランジュタカラヅカ」、花にボリュームがある「モーニングカーム」などの品種があります。
ノウゼンカズラは病害虫の心配は少ないので、安心して育てることができます。
稀に春から初夏にアブラムシが発生することがあり、見つけ次第捕殺するか、数が多ければ薬剤を散布して対処します。
葉の萎れや枯れの原因には水切れや水はけの悪さ、根詰まりなどが考えられ、対策不足は成長の停滞にもつながります。
適切な水やりと土壌を確保しましょう。
春はノウゼンカズラの成長の始まりで、剪定をして形を整え肥料を施します。
夏は最も成長が活発な時期で水やりをこまめに行い、花が終わった後は枯れた部分を摘み取ることで見た目を整え、美しい花を引き続き楽しめます。
秋は成長が落ち着く時期なので肥料も控えめにしていきます。
休眠に入る冬には落葉後の剪定と寒肥を与えると、翌年の成長につながります。
ノウゼンカズラは茎が長く伸びる性質から、花束にするには適していません。
お庭やベランダのイメージに合ったプランターを選ぶことで一体感のあるデザインになり、アーチやトレリス、ハンギングバスケット、ウッドフェンス、パーゴラなどさまざまなディスプレイでその美しさを引き立てることができます。
支柱やトレリスは成長を見越して適切な長さと太さのものを選びましょう。
非常に成長が旺盛なつる植物で10メートルほどにまで育つことがあるため、強度が必要です。
「名誉」「名声」「栄光」「華のある人生」。
暑い夏に元気なオレンジの花を咲かせるノウゼンカズラ。
管理が比較的簡単で初心者でも楽しめる植物です。
成長スピードが速いので比較的短期間でアーチやトレリスを作ることも可能です。
和風洋風を問わず明るいお庭を演出してくれます。
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:ノウゼンカズラの育成方法【凌霄花/Trumpet vine】」をご覧ください。
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