●まずは、まな板の上にゆで卵を置き、包丁を縦横に入れて切っていく、いつもの方法から。
★評価
<時間>1分
<見た目>白身も黄身もほぼ同じ大きさに。これを「よし」とするかは他の3つ次第です。
<作業した感想>慣れたやり方ではありますが、やはり、包丁とまな板に黄身がくっついたりするわずらわしさが。「もっといい方法があるなら、そっちに乗り換えたい」という気持ちが高まります!
●続いては、ボールにゆで卵を入れ、お玉のふちと背でみじん切りにする方法に挑戦。
ところが、“最初の一撃”と、気合を入れてゆで卵にお玉を振り下ろしたところ、ツルン!…なんと卵がお玉から逃げてしまいました!何度やっても同じことの繰り返し。そこで、片手でしっかり卵をおさえて白身を割ってから、お玉のふちで切るように崩したり、背を押し当ててすりつぶすような作業をしていくことに。
★評価
<時間>1分10秒
<見た目>白身に黄身がまとわりついて全体が黄色に。白身の大きさが不揃い。
<作業した感想>白身は思いのほか弾力があるので、お玉のふちくらいの鋭さでは限界がある印象。白身を細かくしようとすると、なぜか黄身だけが細かくなってしまうという難あり。白身はある程度の大きさにしかできないようで、全体的に大きい状態でフィニッシュ!
●次は、みかんネットにゆで卵を入れてボールにしぼり出し、みじん切り状にするという荒ワザに挑戦します。
ネットから白身を出す最初の一歩に相当な力が必要。なかなか卵が出てこず、手のひらに爪の跡が残るほど力を込めると、ようやくプリッと網目から白身が…。さらに力を入れ、ドゥルドゥルした感触で出てくる卵をすべて絞り出し完了。
★評価
<時間>50秒
<見た目>全体的に空気を含んだようにフワッとしている。これだけ見ると意外においしそう。
<作業した感想>ゆで卵をかなりの力でギュウギュウとネットに押し付けるので、手にはしぼり出した卵が大量についてグチャグチャに。しかも、やはりネットからドゥルドゥルと出てくる異様な光景は、エイリアンが生まれてくるかのようで、気味が悪いのひと言!作業途中から“食べ物”という意識が薄れていく気が…。
●最後は、ボールにゆで卵を入れ、泡だて器の金属のワイヤーを使ってみじん切りにしていきます。
最初に泡だて器をゆで卵に押し当てると、ワイヤーが白身の弾力に勝てず、卵が割れるどころか丸ごとワイヤーの中につるんと入ってしまうという予想外の展開。そこで、少しずつ砕くように泡だて器を押し当て細かくしていくも、ワイヤーがしなってブヨンブヨンと動くため、白身も黄身も狙い通りに細かくできず、これ以上は無理というところで終了。
★評価
<時間>1分35秒
<見た目>白身に黄身がまとわりついて全体が黄色に。黄身も白身も大きさがバラバラ。
<作業した感想>金属のワイヤーが予測できない動きをするので、均等に刻むのは難しいかも。できることは、泡だて器の付け根をしっかり抑えて、ワイヤーがなるべく動かないようにすることくらい。とにかくやりにくいのひと言。
「お玉」と「泡だて器」は、洗い物やその後の調理を考えると効率的かもしれませんが、狙いどおりに刻めないことで、見た目が何よりよろしくない…。「みかんネット」は、ほかの3つよりもフワッとした仕上がりだったので、結果だけを見たらよかったかもしれませんが、絞り出てくる時のアノ気味悪さを思うとどうしても評価はできないかと…。となると、やっぱりなんだかんだ言っても、包丁とまな板が一番いいのかもという、苦労の甲斐がない結論に(^_^;) もし何かいい方法をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください!
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