国立新美術館「マティス 自由なフォルム」に行ってきました

国立新美術館「マティス 自由なフォルム」に行ってきました
投稿日: 2024年3月3日 更新日: 2024年3月3日
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海外(オランダ、イギリス、香港)に在住経験あり/各国料理やインテリア...
こんにちは!

東京、六本木にある
国立新美術館で開催中の、
「マティス 自由なフォルム」を
鑑賞しました。
マティスは好きな芸術家の1人。
とても見ごたえがあったので
レポートさせて頂きます。

※写真は、
撮影可能なエリアのものを
載せています。
トップ画像は、
マティス作、南仏ヴァンスの
ロザリオ礼拝堂内を
再現したエリア。

国立新美術館へ...

国立新美術館へ...

とても素敵な美術館。
ここに行くのも楽しみの1つ♪

「マティス 自由なフォルム」

「マティス 自由なフォルム」

2024年2月14日〜5月27日に開催。
20世紀最大の巨匠の1人、
アンリ・マティス(1869〜1954)。
豊かな色彩と大胆な作品で
個人的にもとても好きな芸術家です。

本展アンバサダー&音声ガイドは、
俳優の安藤サクラさんです。

この「マティス 自由なフォルム」では、
フランス、ニース市マティス美術館の
所蔵作品を中心に、
絵画、彫刻、版画、テキスタイルなどの
作品や資料を約150点、紹介しています。

特に私が印象に残ったのは、
マティスが使っていたパレットの展示です。
リアルで、思いを馳せてしまいました。

また、切り紙絵の
「ブルー・ヌードIV」や、
大作「花と果実」は
日本初公開(写真参照)で、
こちらの見ごたえがありました。

そしてなんと言っても、
マティスが最晩年、
芸術家人生の集大成といえる
南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の
再現は、とても美しくて
しばらく眺めてしまいました。

今回は、撮影可能だった
この切り紙絵と、
ロザリオ礼拝堂のレポートを
させて頂きます。

※写真は、国立新美術館の
入り口にあった
「マティス
自由なフォルム」の看板。

いざ、国立新美術館の中へ...

いざ、国立新美術館の中へ...

切り紙絵の数々

切り紙絵の数々

こちらは、切り紙絵の作品を
3つまとめてみました。

向かって右上が、
「ブルー・ヌードIV」。
左上が、「陶の習作」。
向かって下が、
日本初公開の
「花と果実」。
とても大きくて
美しかったです◎

切り紙絵は、
「色彩の道」と
表現される道を
歩んできたマティス、
その一方で、
線で人物を描写する
デッサンや版画でも
知られています。

晩年、大病を患ってからは、
新たな表現方法として、
切り紙絵に取り組みました。
切り紙絵を通してマティスは
「色彩とデッサン」の関係を
築き上げました。

次に、ロザリオ礼拝堂

次に、ロザリオ礼拝堂

マティスは、
南仏ヴァンスの
ロザリオ礼拝堂の建設に
1948年から4年間携わりました。
自身の芸術家人生の集大成です。

こちらの写真は、
カズラ(上祭服)のための
美しいマケット。

こちらもカズラ(上祭服)のための美しいマケット

こちらもカズラ(上祭服)のための美しいマケット

綺麗ですよね。

ロザリオ礼拝堂内の再現

ロザリオ礼拝堂内の再現

私は実際に
ヴァンスのロザリオ礼拝堂に
行ったことがあって、
今回、とてもなつかしく思いました。

ロザリオ礼拝堂の再現では、
太陽の光の動きも再現されていて、
ステンドグラスから差し込む
光の移動がとても美しかったです。

ロザリオ礼拝堂内の再現

ロザリオ礼拝堂内の再現

美しいですよね。
ステンドグラスの図案は、
いくつかのヴァージョンを経て
青、黄、緑の3色を用いて
生命の木をモチーフに
したものが採用されたそうです。

綺麗〜…

綺麗〜…

マティスは、
ロザリオ礼拝堂の
ステンドグラス、
陶板壁画、告解室の扉、磔刑像、
式祭服、儀礼用装身具などを
制作したそうです。

数年前にヴァンス、ロザリオ礼拝堂に行った時の絵葉書です

数年前にヴァンス、ロザリオ礼拝堂に行った時の絵葉書です

ロザリオ礼拝堂内が
撮影不可だったので、
記念に絵葉書を購入しました。
とても良い
旅の記念になっています。

行ってよかった「マティス 自由なフォルム」

行ってよかった「マティス 自由なフォルム」

とても充実した内容で、
行って良かったです。

最後には
ミュージアムショップもあって
マティスの記念グッズも
購入できます♪

コツ・ポイント

いかがでしたか?
何かのご参考に
なりましたら幸いです。
ゴールデンウィーク中も
開催していますし、
もしよろしかったら
ぜひぜひ♪


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2024年3月4日 2:17
maruri_7 さん こんにちは 私も昔ニースを訪れた時に車でヴァンスのロザリオ礼拝堂に行きました。 中の再現がお見事!そっくりです~ とても小さなこじんまりした教会でしたよね。 ここは撮影不可で「ケチ~!」って思って↑私も同じ絵葉書買いました♡ (確かマティスは亡くなる直前までベッドの壁に絵を描いたと説明されました) 夕暮れに行ったサン・ポール・ド・ヴァンスもまるでもタイムスリップしたみたいに幻想的で感動しました。 maruri_7 さんの投稿がとても臨場感があってワクワクが伝わり思わずコメントしちゃいました! 期間も長いから是非行きたいです シャガールもマティスも南の暖かい地域のアートはカラフルでかわいいですね♪
2024年03月04日 13:12:38
288Melonnn🍈さん こんにちは。 いつもありがとうございます♪ コメントありがとうございますm(_ _)m 288Melonnn🍈さんも ヴァンスのロザリオ礼拝堂に いらしたんですね! ニースから車で! きっと素敵な旅だったと思います♡ 礼拝堂、こじんまりとして 素敵な礼拝堂でしたよね。 同じ絵葉書を購入されたんですね! おそろいですね (((о´∀`о)ノ♡ヽ(о´∀`о))) 私はあの時、 南仏を車で巡って 最後はスイスに行きました。 南仏の村は可愛いですよね♪ 南の地域は、太陽の光、 空や海、市場の果物まで色鮮やかで、 芸術家に好まれたのが よくわかりますよね(o^^o) 今回の『マティス 自由なフォルム』、 期間が長いですよね(^^) もしよろしければ...♪
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