牛乳パックの中をつぶして、底面が三角になるようにします。これを8本作ります。
※底部分の一角を押し、底面を三角にするイメージです
①でつぶした牛乳パックを2本用意します。
両端に三角部分が来るように、つぶした牛乳パックの中にもう1本を入れます。
入れにくい際は口を広げて差し込み、しっかり奥まで入れてください。
こちらを4本分作ります。
一つにした牛乳パックをダンボールの四隅に設置し、養生テープで5カ所を貼って固定します。
用意したダンボールの高さが、牛乳パックの高さよりもある場合は、切り込みや折れ線を入れ、ふたを閉める位置と合わせてください。
※ダンボールを折り曲げる際は、カッターの背でガイド線を入れ、定規を当てて曲げるとまっすぐに曲がります
ダンボールのふた4辺を山折りにし、養生テープで固定します。
※ダンボールのふたが、折り曲げる部分より長い場合は余分な箇所をカットしましょう
ダンボールの上面が浮いて来ないように養生テープでしっかりと補強したら完成です。
使う際は、ビニール袋を被せて使用します。
※牛乳パックがない時は、新聞紙をきつく巻いたものでも代用できます
何回も座っていると、やはり長辺の中間部分が凹んで来るので、牛乳パックの柱(底面を三角にした2本✖️2)を左右に入れてみました。
こちらは、凹んで来た場所にスライドできるように敢えて固定していません。
追加した方がグッと安定感が増しました。
左: ノーマル簡易トイレ
右: パワーアップ簡易トイレ
市販のトイレ凝固剤に水を入れて固めてみました。
凝固剤の中には殺菌剤、消臭剤も入っています。
このような形ですぐに固まります。
被災した場合、トイレは流せないため便座にビニール袋をセットして使用するか、簡易トイレで使用します。
座る時は、縦に置いて座ります。
お子さんはもちろん、大人の方、男性の方が座っても問題ありません。
イベントで簡易トイレに座っていただきましたが、100回座っても大丈夫でした◎
人が1日にトイレに行く回数は、4〜6回と言われています。
平均を5回とし、水や食料と同じ7日分を準備するとして、
凝固剤も1人あたり35回✖️家族人数分用意すると良いそうです。
水分は、紙おむつや新聞紙、ペットのトイレシートや猫砂でも受け止められるので、参考にしてみてください。
もしもの時のためにダンボールと牛乳パックで簡易トイレを作りました。
各ご家庭で災害時用として2Lペットボトルの水を備蓄していますよね?
その6本入りのダンボールケースを使うと強度も上がって良いです。
四隅に牛乳パックで補強を入れているため、子どもから大人の男性が座っても問題ありませんでした。
さらに長辺の中央に牛乳パック柱を2本追加するとパワーアップタイプに!
材料も手軽なものなので、ぜひ一家に一つ用意しておくと良いと思います。
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