ブロッコリーに寄り添うお話！！

約半世紀ぶり！ブロッコリーが「指定野菜」に追加されたとのこと。
「指定野菜」というのは、「特に消費量が多く、国民生活に重要な野菜」として国が指定している野菜です。
現在「指定野菜」とされているのは、キャベツ、キュウリ、里芋、大根、玉ねぎ、トマト、ナス、ニンジン、ネギ、白菜、馬鈴薯、ピーマン、ホウレン草、レタスの14品目。
指定野菜になったものは、その野菜の価格が安くなった際、その先も野菜を作ってもらえるよう指定産地の生産者（農家）に安くなった分だけ支払う制度があり、国からもらえる補助金も手厚くなるそうです。

実は、この「broccoli」98円でした。なかなか、立派なsize！！

たまたま、98円のbroccoliに遭遇した日に、「指定野菜」のニュースを見ました。

色合いも良く、お弁当のgreenとスペース埋め込みにミニトマトとセットの様な存在！！

ちょっとマニアックな専門的なお話を…

カットするときに、ざくっと包丁入れてませんか？

broccoliの命ともいえる“アフロの髪の毛”には絶対包丁入れたらダメなんですよ。

知ってました？
房の下の方は、軸と一緒に落とす時、軸だけに包丁を入れます。

上部の中心は密集してますが、内側の軸のみ包丁を入れたら裂く様に外します。

すると、綺麗にアフロの髪の毛が落ちずに形も良く綺麗に切り分けられます。

それと、軸をギリギリで落とすのもNG！！できるだけ、軸も付けたまま調理しましょう。

太い軸も外側を薄く剥せば、全部食べられます。

軸の事で、面白いお話が…

フレンチの巨匠、ロブションが、broccoliの軸を付け合わせで使っていて、客にこれは何という野菜ですか？と聞いたそうです。　
するとロブションは、「queue de brocoli」と答えたそうです。

queue は、しっぽ（尻尾）の事で、「ブロッコリーの尻尾」と言う意味です。

この話が広まり、沢山の料理人が「queue de brocoli」を使う様になったそうです。

炒めたりするときも、軸も切り揃えて使えば見栄えも良くお勧めです。

それと、以前、冷凍のbrocoliに唐揚げ粉を塗して素揚げしたら恐ろしく美味しかった記憶があります。　
今回は、パコラと言うインドの天ぷらにしてみました、“アフロの髪の毛”に衣が入りこむので無ちゃんこ美味しかったです。　
pakoṛā王国と言うタイトルで別に投稿します。