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プレスリリース

【千葉県市原市】快挙!「王賜」銘鉄剣が国の重要文化財指定に 市原歴史博物館で速報展を開催

3月26日に開催された国の文化審議会において、本市の稲荷台1号墳から出土した「王賜(おうし)」銘鉄剣(おうしめいてっけん)を重要文化財に指定するよう答申されました。
国産の銘文鉄剣としては国内最古の貴重なものであり、考古資料の重要文化財指定は市内では初、県内でも5件目の快挙となります。

市原歴史博物館では、重要文化財指定の速報展を開催しています。本指定の「王賜」銘鉄剣を公開するとともに、この剣がどのようなもので、何が分かってきたのかなど、最新の研究成果に基づいて解説します。

指定される考古資料の概要

- 金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)(「王賜」銘鉄剣) 1口(ふり)
- 附(つけたり) 金属製品 一括、砥石(といし) 1点、須恵器(すえき)・土師器(はじき) 58点

附の内容
○金属製品
鉄剣、鉄刀、金銅装横矧板鋲留短甲(こんどうそうよこはぎいたびょうどめたんこう)、刀子(とうす)、鉄(てつ)鏃(ぞく)、胡籙(ころく)、きさげ等
○砥石
○須恵器
坏(つき)身(み)、ハソウ、無蓋高坏(むがいたかつき)、甕(かめ)
○土師器
壺(つぼ)、坏(つき)・高坏(たかつき)
※「附」とは、指定文化財本体の価値を補って強化する資料のことで、重要文化財の一部となります。「王賜」銘鉄剣の年代やヤマト王権とのつながりの解明を進める上で、一緒に出土した遺物群が重要な鍵となるため、対象になりました。

「王賜」銘鉄剣(写真中央)と附


稲荷台1号墳から出土した須恵器と土師器

重要文化財としての価値

「王賜」銘鉄剣は、片面に「王賜□□敬□(安)」、もう片面に「此廷□□□□」という文字が、金で表されています。「王からこのすばらしい鉄剣を授けるので、謹んで持っていなさい 」といった意味で、ヤマト王権の「王」と、いちはらのつながりを示しています。国内の発掘調査で出土した銘文刀剣類は、他に7例ありますが、「王賜」銘鉄剣は、わが国で製作された最古の例であり、実用的な量産品ではなく、特注品であることが分かってきました。
「王賜」銘鉄剣をはじめとする稲荷台1号墳の副葬品は、ヤマト王権が、いちはらの地を治めた有力者に与えた品々であったと考えられます。当時のヤマト王権と地方の有力者のつながりや、モノの流通を研究する上で、学術的な価値が高い資料です。





指定の経緯

昭和51・52年    国分寺台の土地区画整理事業に伴い、稲荷台1号墳の発掘調査を実施
昭和62年      鉄剣に「王賜」銘を発見 以後、国立歴史民俗博物館にて常設展示
平成28年 5月 2日  市原市の有形文化財に指定
令和 4年11月20日 市原歴史博物館開館 以後、同館の目玉として常設展示
令和 8年 2月12日  「王賜」銘鉄剣以下の出土品を文部科学大臣が文化審議会に諮問
令和 8年 3月26日  重要文化財に指定するよう、文化審議会が文部科学大臣に答申

重要文化財指定速報展「王賜銘鉄剣 いちはらが誇る至宝」

国指定重要文化財に指定されることが決定した王賜銘鉄剣を中心に、稲荷台1号墳出土遺物をお披露目展示します。
※会期中、資料入れ替えに伴う展示替え有り





会期
3月27日(金)~7月12日(日)※月曜日休館。祝日の場合は翌平日
開館時間
9時~17時(最終入館は16時30分)
会場
市原歴史博物館(市原市能満1489)
観覧料
一般300円・高校生200円・中学生以下無料(常設展示含む)
※20名以上の有料観覧者がいる場合、団体料金適用(各100円引)
ウェブサイト
https://www.imuseum.jp/rekisi_museum/kikaku/2025-2026_kikaku_oushi/TOP.html

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