プレスリリース
純国産絹糸「プラチナボーイ」プロジェクト20周年記念展「源(みなもと)」開催
株式会社銀座もとじ
2026.01.08
― 絹の源を守り、次代へ継ぐ―
株式会社銀座もとじ(本社:東京都中央区銀座4-8-12、代表取締役社長:泉二啓太)は、
純国産絹糸「プラチナボーイ」プロジェクトが2026年に20年目を迎えるにあたり、その節目を記念し、「プラチナボーイ20周年記念展『源(みなもと)』」を開催いたします。

(写真上)プラチナボーイ繭(写真下)プラチナボーイ白生地
■プロジェクト概要
―― 純国産絹糸「プラチナボーイ」プロジェクトとは
プラチナボーイは、2007年、37年にわたる研究の末に世界で初めて誕生した、蚕種から養蚕、製糸に至るまで全工程を日本国内で行う、純国産の雄蚕のみの蚕品種です。
白く輝く糸を吐くことから「プラチナ」、雄のみが糸を作ることから「ボーイ」と名付けられました。
2015年5月には「農林水産大臣賞」、同年11月には第54回農林水産祭において「日本農林漁業振興会会長賞」を受賞。
提携グループ「“絹を未来に”プラチナボーイ研究会」として歩んできた道程は、日本の絹産業とものづくりの未来を見据えた取り組みとして高く評価されています。
現在では、プラチナボーイは銀座もとじのものづくりを象徴する、欠かすことのできない存在となっています。

大日本蚕糸会 蚕業技術研究所 大沼博士と蚕

泉二弘明と養蚕農家の石川様

農林水産大臣賞受賞
■背景
―― 20年の歩みと直面した課題
本プロジェクトは、開始当初より4軒の養蚕農家とともに歩んできました。
しかし20年という歳月のなかで養蚕農家の高齢化が進み、廃業や他界される方も現れ、養蚕という営みそのものが年々厳しさを増してきました。そのなかで、プラチナボーイの存続も一時は危ぶまれる状況となりました。
■技術と向き合い方
―― 経験と情熱に支えられている養蚕
プラチナボーイの養蚕は、誰にでも担えるものではありません。
繭の品質を左右するのは、長年にわたる経験と高度な技術、そして蚕一頭一頭と向き合う姿勢です。
温度や湿度、餌の状態を日々見極め、まるで子どもを育てるように手をかけ、心を配る。
その積み重ねの先にのみ、プラチナボーイの繭は生まれます。
■銀座もとじの姿勢
―― 小売としての覚悟
養蚕は自然相手の営みであり天候に左右されますが、良質な繭となるよう最善を尽くします。抗えない厳しい年の繭でも買い取り続けてきました。
それは単なる原料調達ではなく、養蚕農家の生業を守り、日本の絹文化を未来へつなぐための小売としての姿勢でした。
■継承
―― 次の世代へ
こうした背景のもと、「このままではプラチナボーイが途絶えてしまうのではないか」という危機感が現実のものとなりました。
しかし2024年、2025年と、その想いと技術を受け継ぐ若い養蚕農家が現れ、長年培われてきた知恵と向き合い方は次の世代へと引き継がれました。
これにより、プラチナボーイは2026年以降も存続していく道を歩み始めています。

(写真左)泉二啓太(写真中央/右)養蚕農家の高橋様親子
■プラチナボーイ20周年記念展「源(みなもと)」
テーマについて
「源(みなもと)」とは、水の流れ出るもとであり、「水源」「源泉」を意味します。
また、物事のはじまり、生じてくるもとである「起源」「根源」をも表す言葉です。
一頭の蚕、一粒の繭から始まるものづくり。
その最も静かで、最も大切な起点に立ち返り、絹が生まれ、受け継がれてきた時間と人の営みの「源」を見つめ直します。
■開催概要
会期:2026年3月13日(金)~3月22日(日)(入場無料)
会場:銀座もとじ 和織・和染、男のきもの、オンラインショップ
一般のお客様からのお問い合わせ先:銀座もとじ 和織・和染(11:00~19:00/不定休)
〒104-0061 東京都中央区銀座4-8-12 TEL:03-3538-7878
https://www.motoji.co.jp/blogs/events/platinumboy20th_minamoto
■展覧会内容
本展では、染・織・繍をはじめ、北から南まで全国各地の産地に根ざす作り手49名が参加。
日本の工芸が成し得る真の美しさを体現する約70点の作品を一堂に展示いたします。
■出品作家
【人間国宝(重要無形文化財保持者)】
森口邦彦/鈴田滋人/松原伸生
※「邦」の字は正しくは旧字です。
【染】
藍田愛郎/荒川眞理子/生駒暉夫/今田光正/遠藤あけみ/大村幸太郎/岡本隆志/岡本紘子/小倉淳史/菊池宏美/こくたせいこ/斎藤孝子/澤田麻衣子/篠原優子/城間栄市/城間栄順/須賀恭子/鈴田清人/高橋寛/五代 田畑喜八/玉那覇有勝/遠山尚子/中野史朗/成田華仙/毎田仁嗣/水橋さおり/山崎広樹/湯本エリ子/四ツ井健
※五十音順

染の作品
【織】
運天裕子/大高美由紀/香月美穂子/川村成/鐵屋園子/西山英子/平山八重子/藤山優子/松浦弘美/柳晋哉/山岸幸一/結城紬(奥順)

織の作品
【繍】
樹田明子/樹田紅陽/坂野慶子/福田工芸染繍研究所/森康次

繍の作品
■プラチナボーイ20周年記念トーク会
1.「お蚕さん ― 繭からのものづくり」
日時:2026年3月14日(土)10:00~11:00
会場:銀座もとじ 和織・和染(無料・要予約)
登壇:養蚕農家 高橋直矢氏、浅井広大氏
碓氷製糸 安藤俊幸氏
一般社団法人富岡シルク推進機構 専務理事 兼 事務局長 長谷川直純氏
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
2.「纏う喜びをお客様へ」
日時:2026年3月22日(日)10:00~11:00
会場:銀座もとじ 和織・和染(無料・要予約)
登壇:高橋寛氏(友禅)、生駒暉夫氏(友禅)、荒川眞理子氏(型絵染)、菊池宏美氏(江戸小紋)、平山八重子氏(紬織)、大高美由紀氏(紬織)、柳晋哉氏(紬織)
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
■今後の取り組み
銀座もとじは、2026年春繭より体験型企画「プラチナボーイ物語」を再始動いたします。
養蚕、製糸、製織の現場を巡り、一枚の着物が生まれる工程を体感していただくことで、国産絹への理解を深め、着物文化の本質的な価値を未来へとつないでまいります。

蚕の桑やり体験

製糸工場
【銀座もとじについて】
1979年創業。東京・銀座に女性の「織り」と「染め」の着物専門店「銀座もとじ 和織・和染」と、2002年に日本初・男性の着物専門店としてオープンした「銀座もとじ 男のきもの」の2店舗を展開。
人間国宝による作品や重要無形文化財をはじめ、日本全国から集めた選りすぐりの着物や帯(染織品)を通して、日本の手仕事の素晴らしさを紹介しています。世界初・雄だけの純国産蚕品種「プラチナボーイ」の絹糸を使った生産履歴の明確な“顔の見えるものづくり”や、蚕から誂える体験型プロジェクト「プラチナボーイ物語」、作り手との出会いを育む展示企画を継続的に実施しています。

銀座もとじ 和織・和染 店舗外観

銀座もとじ 男のきもの 店舗外観
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株式会社銀座もとじ(本社:東京都中央区銀座4-8-12、代表取締役社長:泉二啓太)は、
純国産絹糸「プラチナボーイ」プロジェクトが2026年に20年目を迎えるにあたり、その節目を記念し、「プラチナボーイ20周年記念展『源(みなもと)』」を開催いたします。

(写真上)プラチナボーイ繭(写真下)プラチナボーイ白生地
■プロジェクト概要
―― 純国産絹糸「プラチナボーイ」プロジェクトとは
プラチナボーイは、2007年、37年にわたる研究の末に世界で初めて誕生した、蚕種から養蚕、製糸に至るまで全工程を日本国内で行う、純国産の雄蚕のみの蚕品種です。
白く輝く糸を吐くことから「プラチナ」、雄のみが糸を作ることから「ボーイ」と名付けられました。
2015年5月には「農林水産大臣賞」、同年11月には第54回農林水産祭において「日本農林漁業振興会会長賞」を受賞。
提携グループ「“絹を未来に”プラチナボーイ研究会」として歩んできた道程は、日本の絹産業とものづくりの未来を見据えた取り組みとして高く評価されています。
現在では、プラチナボーイは銀座もとじのものづくりを象徴する、欠かすことのできない存在となっています。

大日本蚕糸会 蚕業技術研究所 大沼博士と蚕

泉二弘明と養蚕農家の石川様

農林水産大臣賞受賞
■背景
―― 20年の歩みと直面した課題
本プロジェクトは、開始当初より4軒の養蚕農家とともに歩んできました。
しかし20年という歳月のなかで養蚕農家の高齢化が進み、廃業や他界される方も現れ、養蚕という営みそのものが年々厳しさを増してきました。そのなかで、プラチナボーイの存続も一時は危ぶまれる状況となりました。
■技術と向き合い方
―― 経験と情熱に支えられている養蚕
プラチナボーイの養蚕は、誰にでも担えるものではありません。
繭の品質を左右するのは、長年にわたる経験と高度な技術、そして蚕一頭一頭と向き合う姿勢です。
温度や湿度、餌の状態を日々見極め、まるで子どもを育てるように手をかけ、心を配る。
その積み重ねの先にのみ、プラチナボーイの繭は生まれます。
■銀座もとじの姿勢
―― 小売としての覚悟
養蚕は自然相手の営みであり天候に左右されますが、良質な繭となるよう最善を尽くします。抗えない厳しい年の繭でも買い取り続けてきました。
それは単なる原料調達ではなく、養蚕農家の生業を守り、日本の絹文化を未来へつなぐための小売としての姿勢でした。
■継承
―― 次の世代へ
こうした背景のもと、「このままではプラチナボーイが途絶えてしまうのではないか」という危機感が現実のものとなりました。
しかし2024年、2025年と、その想いと技術を受け継ぐ若い養蚕農家が現れ、長年培われてきた知恵と向き合い方は次の世代へと引き継がれました。
これにより、プラチナボーイは2026年以降も存続していく道を歩み始めています。

(写真左)泉二啓太(写真中央/右)養蚕農家の高橋様親子
■プラチナボーイ20周年記念展「源(みなもと)」
テーマについて
「源(みなもと)」とは、水の流れ出るもとであり、「水源」「源泉」を意味します。
また、物事のはじまり、生じてくるもとである「起源」「根源」をも表す言葉です。
一頭の蚕、一粒の繭から始まるものづくり。
その最も静かで、最も大切な起点に立ち返り、絹が生まれ、受け継がれてきた時間と人の営みの「源」を見つめ直します。
■開催概要
会期:2026年3月13日(金)~3月22日(日)(入場無料)
会場:銀座もとじ 和織・和染、男のきもの、オンラインショップ
一般のお客様からのお問い合わせ先:銀座もとじ 和織・和染(11:00~19:00/不定休)
〒104-0061 東京都中央区銀座4-8-12 TEL:03-3538-7878
https://www.motoji.co.jp/blogs/events/platinumboy20th_minamoto
■展覧会内容
本展では、染・織・繍をはじめ、北から南まで全国各地の産地に根ざす作り手49名が参加。
日本の工芸が成し得る真の美しさを体現する約70点の作品を一堂に展示いたします。
■出品作家
【人間国宝(重要無形文化財保持者)】
森口邦彦/鈴田滋人/松原伸生
※「邦」の字は正しくは旧字です。
【染】
藍田愛郎/荒川眞理子/生駒暉夫/今田光正/遠藤あけみ/大村幸太郎/岡本隆志/岡本紘子/小倉淳史/菊池宏美/こくたせいこ/斎藤孝子/澤田麻衣子/篠原優子/城間栄市/城間栄順/須賀恭子/鈴田清人/高橋寛/五代 田畑喜八/玉那覇有勝/遠山尚子/中野史朗/成田華仙/毎田仁嗣/水橋さおり/山崎広樹/湯本エリ子/四ツ井健
※五十音順

染の作品
【織】
運天裕子/大高美由紀/香月美穂子/川村成/鐵屋園子/西山英子/平山八重子/藤山優子/松浦弘美/柳晋哉/山岸幸一/結城紬(奥順)

織の作品
【繍】
樹田明子/樹田紅陽/坂野慶子/福田工芸染繍研究所/森康次

繍の作品
■プラチナボーイ20周年記念トーク会
1.「お蚕さん ― 繭からのものづくり」
日時:2026年3月14日(土)10:00~11:00
会場:銀座もとじ 和織・和染(無料・要予約)
登壇:養蚕農家 高橋直矢氏、浅井広大氏
碓氷製糸 安藤俊幸氏
一般社団法人富岡シルク推進機構 専務理事 兼 事務局長 長谷川直純氏
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
2.「纏う喜びをお客様へ」
日時:2026年3月22日(日)10:00~11:00
会場:銀座もとじ 和織・和染(無料・要予約)
登壇:高橋寛氏(友禅)、生駒暉夫氏(友禅)、荒川眞理子氏(型絵染)、菊池宏美氏(江戸小紋)、平山八重子氏(紬織)、大高美由紀氏(紬織)、柳晋哉氏(紬織)
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
■今後の取り組み
銀座もとじは、2026年春繭より体験型企画「プラチナボーイ物語」を再始動いたします。
養蚕、製糸、製織の現場を巡り、一枚の着物が生まれる工程を体感していただくことで、国産絹への理解を深め、着物文化の本質的な価値を未来へとつないでまいります。

蚕の桑やり体験

製糸工場
【銀座もとじについて】
1979年創業。東京・銀座に女性の「織り」と「染め」の着物専門店「銀座もとじ 和織・和染」と、2002年に日本初・男性の着物専門店としてオープンした「銀座もとじ 男のきもの」の2店舗を展開。
人間国宝による作品や重要無形文化財をはじめ、日本全国から集めた選りすぐりの着物や帯(染織品)を通して、日本の手仕事の素晴らしさを紹介しています。世界初・雄だけの純国産蚕品種「プラチナボーイ」の絹糸を使った生産履歴の明確な“顔の見えるものづくり”や、蚕から誂える体験型プロジェクト「プラチナボーイ物語」、作り手との出会いを育む展示企画を継続的に実施しています。

銀座もとじ 和織・和染 店舗外観

銀座もとじ 男のきもの 店舗外観
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