枚方・御殿山でクラファン220％達成　福田総合病院「GOZEN」始動

地域コミュニティスペース「GOZEN」第1弾「認知症の歩き方」ワークショップを12月13日開催




大阪府枚方市の医療法人御殿山 福田総合病院（所在地：大阪府枚方市、理事長：福田 正剛）は、開院50周年の節目に、2025年9月16日（月）～10月31日（木）の期間で実施したクラウドファンディングプロジェクト「医療と地域が交わるコミュニティスペースを枚方市御殿山に」において、目標金額100万円に対し、最終的に約220万円のご支援をいただき、2025年10月31日（木）にプロジェクトを無事終了いたしました。
ご支援くださった皆さま、情報拡散などで応援いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。

クラウドファンディングページ：
https://readyfor.jp/projects/fukuda-communityspace

■クラウドファンディング結果のご報告～目標100万円に対して約220万円を達成～
本プロジェクトは、福田総合病院の向かいにある建物をリノベーションし、「職員と地域をつなぐコミュニティスペース（GOZEN）」を新設するための挑戦として、2025年9月16日（月）～10月31日（木）の約1か月半にわたり実施しました。
地域住民の方々、病院スタッフ、企業・団体、OB・OGの皆さまなど、多くの方からあたたかいご支援と応援メッセージをいただき、目標金額100万円に対して約220万円（達成率約220％）のご支援が集まりました。お寄せいただいたご支援は、以下の用途を中心に活用してまいります。
・コミュニティスペース「GOZEN」のリノベーション・設備整備
・地域向けイベント・ワークショップの開催費用
・子どもから高齢者まで安心して過ごせる空間づくり
・クラウドファンディングのリターン制作・発送費用
などに活用してまいります。

■2025年11月８日「秋祭り＆GOZENプレオープンイベント」開催
ご支援への感謝と地域の皆さまへのお披露目を兼ねて、福田総合病院では秋晴れのもと「福田総合病院 秋祭り＆GOZENプレオープンイベント」を開催しました。
縁日・駄菓子コーナーには常に子どもたちの楽しそうな声が響き、中には他のブースの呼び込みを手伝ってくれる子どもたちの姿も見られました。
また、今年は病院前に新たにオープンしたコミュニティスペース「GOZEN」にて、初の「ミニ医療マルシェ」も実施。
体組成計や脳年齢測定のコーナーでは、診断結果をもとにした健康アドバイスを行い、看護師によるハンドマッサージコーナーでは、日頃の疲れを癒していただいたり、コミュニティナースによる気軽に「Death（死）」について考えるカードゲームコーナーには、地域住民の方々や学生ボランティアが集まり、生き方・暮らし・健康について気軽に話し合う場となりました。
秋祭り当日の様子は、福田総合病院公式Instagramでもご覧いただけます。
投稿URL：https://www.instagram.com/p/DRHPcLwgYLn/

「福田総合病院 秋祭り＆GOZENプレオープンイベント」の主なコンテンツ
・医療者による健康相談コーナー
血圧測定、体組成チェック、ハンドマッサージなどを通じて、医療スタッフと地域の方が気軽に健康相談できるブースを設置。
看護師によるハンドマッサージは、日頃の疲れを癒やしながら、ちょっとした体調の不安や生活習慣について相談できる場となり、車椅子の患者様にもご利用いただくなど、誰にとっても開かれたコーナーとなりました。

気軽に死について考えるカードゲーム

看護師によるハンドマッサージ

車椅子の患者様もご利用いただけます


・無印良品ブース
おすすめの食品や飲料、菓子の販売を通じて、「日々の暮らしと健康」をテーマに、来場者とスタッフ・看護学生が自然に会話を交わすきっかけづくりに。
コミュニティスペース「GOZEN」の空間コーディネートは、「無印良品」を展開する株式会社良品計画にご協力いただいており、誰にとってもやさしく心地よい空間を目指して、丁寧に設計いただきました。

看護学生ボランティアと店舗運営

健康をテーマにした食品・飲料・菓子

空間のコーディネートは(株)良品計画


・多様なチャレンジを応援する飲食・販売ブース
枚方市で心の病を抱える人達の働く場として、マドレーヌやケーキを製造販売しているＮＰＯ法人陽だまりの会（就労継続支援B型事業所）による焼き菓子販売、高齢者の雇用づくりの一環として活動している「おじいちゃんのスリランカカレー」によるキッチンカー出店、子どもたちの居場所づくりに取り組んでいる「出張駄菓子屋Omame」の駄菓子＆スマートボール、学生ボランティアと病院スタッフの協働よる縁日コーナーなど、多様なチャレンジが集うブースが並びました。
当日は、子どもたちが駄菓子屋や縁日のお店を手伝う姿も見られ、地域の大人たちと自然に会話が生まれるなど、世代を超えた温かな交流の場となりました。

焼き菓子まどれぇぬ様の出店（NPO法人陽だまりの会：就労継続支援B型）

駄菓子屋＆縁日で多世代交流




・ふくふくファーム芋ほり体験
病院に隣接する耕作放棄地を活用した医農連携プロジェクト「ふくふくファーム」では、6月よりお米作りにも挑戦し、6月は手で稲を植える田植え体験、10月はお米の収穫体験などを実施してきました。今回は、病院職員の看護師が農園長を務める畑で、芋ほり体験を実施し、土に触れながら食と健康について親子で考えるきっかけを提供。収穫したサツマイモを手にした子どもたちの笑顔があふれる、にぎやかな時間となりました。

ふくふくファーム観察日記はこちら：https://www.instagram.com/reel/DO0XftQgR8F/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

秋晴れの中たくさんの方がご参加

芋ほり体験は子供たちに大人気！

ふくふくファームで開催した収穫体験

■秋祭り出展者のご紹介（敬称略・順不同）
今回の秋祭り・ミニ医療マルシェは、多様な活動されている出展者のみなさまと一緒につくり上げる協働プロジェクトとなりました。

・無印良品 グランフロント大阪
　「感じ良い暮らし」をテーマに、日々の生活に寄り添う商品とともに、今回のイベントでは健康をテーマにした食品・飲料・菓子の販売
　Instagram：@muji_grandfront_osaka

・焼き菓子製造部門「まどれぇぬ」madoちゃん
　NPO法人陽だまりの会　就労継続支援B型
　焼き菓子製造部門「まどれぇぬ」として、心の病を抱える人達の働く場づくりを行いながら、手作りの焼き菓子製造・販売
　Instagram：@madochan.mado

・おじいちゃんのスリランカカレー（キッチンカー）
　70歳以上の起業チャレンジを応援するチャレンジキッチンカー。
　おじいちゃんが孫のために手作りした、本場スリランカ人シェフに教わったレシピをベースに、五感を刺激するこだわりスパイスカレーを提供。
Instagram：@ojiichan_curry

・丹波篠山 出張駄菓子屋Omame
　子どもの居場所づくりとキャリア教育、「ワクワク偏差値」を上げる活動として、出張スタイルの駄菓子屋＆縁日を展開中。
　Instagram：@omamesasayama

・コミュニティナース 児玉みかさん
　地域の暮らしの中で人とつながり、医療・看護の視点から“ちょっと困った”に寄り添うコミュニティナースとして活動。秋祭りでは、談話コーナーを通じて、健康や暮らしの相談を受ける場づくりを実施。
　Instagram：@mika_kokoko


それぞれの出展者の皆さまが、フード、スイーツ、雑貨、健康相談などを通じて、地域の方々と温かな交流の時間をつくってくださいました。
福田総合病院としても、今後も出展者のみなさまと連携しながら、
「地域のチャレンジが集まり、医療と暮らしが近くなる場」としてコミュニティスペースGOZENを育てていきたいと考えています。


■コミュニティスペース「GOZEN」について
コミュニティスペース「GOZEN（ごぜん）」は、
・地域のこどもから高齢者までが、気軽に立ち寄れる“まちの居場所”
・健康づくりや予防医療のきっかけとなる情報発信・相談の場
・医療スタッフと地域住民が“顔の見える関係”でつながる交流拠点
・地元農家・企業・学校・NPOと協働する、まちづくりのプラットフォーム

そんな医療と地域が日常的に交わる場所を目指して整備した新たなスペースです。

館内は、無印良品による家具・照明コーディネートにより、木のぬくもりを感じる、誰にとっても居心地のよい空間に整えられ、1階は地域に開かれたコミュニティスペース、2階は病院スタッフの休憩室兼セミナールームとして、本格運用に向けて準備を進めています。

１Fコミュニティスペース

２F休憩室・セミナールーム


福田総合病院が取り組んできた、耕作放棄地を活用した「ふくふくファーム」や、地元サッカーチームのFCティアモ枚方との連携など、これまでの地域活動とも連動しながら、「医療」「福祉」「地域」が日常の中で自然に重なり合う“交差点”として育てていきます。


■「GOZEN」クラウドファンディング支援者リターン企画 第1弾
「認知症世界の歩き方」ワークショップを12月13日（土）に開催

クラウドファンディングでご支援くださった皆さま、そして枚方・御殿山エリアの地域の皆さまに向けた地域向けイベント開催の第1弾として、コミュニティスペースGOZENにて「認知症世界の歩き方」ワークショップを開催します。

認知症によって生じるさまざまな事象や、その背景にある“本人の世界”を、動画やカードワークを通じて体験的に学ぶプログラムです。医療職・介護職の方だけでなく、ご家族や地域住民の方にも分かりやすく、日常生活でのコミュニケーションや関わり方のヒントを持ち帰っていただける内容となっています。

《イベント概要》
タイトル：認知症世界の歩き方 ワークショップ
日時：2025年12月13日（土）10:00～11:30
会場：医療法人御殿山 福田総合病院 コミュニティスペースGOZEN 2階
（大阪府枚方市渚西1丁目／京阪本線「御殿山」駅 徒歩2分・福田総合病院前）
講師：佐々木 元勝 氏
一般社団法人SELENE 代表理事/ 「認知症世界の歩き方」公認ファシリテーター





■当日のプログラム（予定）
10:00-10:30 動画ワーク（約30分）
「動画で学ぼう！認知症」
10:30-11:30グループカードワーク（約60分）
「認知症の方への対応方法」
質疑応答・振り返り

参加費：特別価格 500円
定員：30名（事前申込制）
主催：医療法人御殿山 福田総合病院、一般社団法人SELENE


地域の方々にも広くご参加いただけるよう、上記のイベント参加者を募集いたします。
※お申込み方法の詳細は、福田総合病院公式サイトおよび院内掲示、コミュニティスペースGOZEN内のご案内をご確認ください。

■今後の展開について
今回のクラウドファンディングおよび秋祭り＆GOZENプレオープンイベントを起点に、2026年3月末までの期間、GOZENでは以下のような取り組みを順次展開していく予定です。

・健康づくり・予防医療に関するワークショップや相談会
・子育て世代向けの学びと交流の場（食育、発達、働き方など）
・高齢者の生きがいづくりや居場所づくり（趣味サークル、地域ボランティア 等）
・ふくふくファーム（福田総合病院運営の農園）やFCティアモ枚方と連携した、農体験・スポーツイベント
・地域の企業・NPO・学校と協働したまちづくりプロジェクト　など

「病院＝治す場所」という枠を超え、“人が集い、健康と笑顔を育む場所”としての地域共創型病院をめざし、「GOZEN」を地域の皆さまとともに育ててまいります。


■法人概要
法人名：医療法人御殿山 福田総合病院
所在地：大阪府枚方市渚西1-18-11
開設：1975年（2025年で開院50周年）
運営事業：病院、訪問看護、デイサービス、居宅介護支援事業所、企業主導型保育園 ほか

公式サイト：https://fukuda-hsp.jp/
公式Instagram：@fukudahsp

■本件に関するお問い合わせ先
「GOZEN」スペースの利用希望も下記よりお問合せください。
医療法人御殿山 福田総合病院
マーケティング企画開発室（担当：近藤）
MAIL：fukuda-st@kangonokokoro.ciao.jp

《メディア関係者限定のご案内》
12月13日（土）開催の「認知症世界の歩き方」ワークショップ、およびコミュニティスペースGOZENの様子について、当日の取材を受け付けております。ご希望のメディア関係者の方は、下記まで事前にご連絡ください。

【報道関係者からのお問合せ先】
医療法人御殿山 福田総合病院
マーケティング企画開発室（担当：近藤）
TEL：070-6925-8762
MAIL：fukuda-st@kangonokokoro.ciao.jp

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